お腹周りのたるみの一因として挙げられる「お腹周りの筋肉の衰え」。このお腹周りの筋肉の衰えは猫背やバストの下垂なども引き起こす要因にもなりかねません。そこで実践したいのが、お腹周り全体にアプローチしながらほっそりウエスト育むピラティスの簡単ポーズです。早速やり方をチェックしてみましょう。
|ほっそりウエスト育む「ティーザー・ピラティス」
初心者でも実践しやすい、ほっそりウエスト育むピラティスの簡単ポーズが「ティーザー・ピラティス」です。ティーザーとは「V字バランス」のことで、ピラティスでは膝を曲げた状態で体を起こしてから足を伸ばしてV字になります。その際、足の力ではなく、お腹の力で行うのがポイントです。
(1)安定した固めの床に仰向けに寝る
(2)息を吸って、息を吐きながら頭と膝(曲げたまま)を持ち上げる ※意識はお腹に集中し、肩甲骨を後ろに寄せ、肘はまっすぐ、顎は引いてください
(3)息を吸いながら(2)の姿勢をキープし、息を吐きながら膝を上方に伸ばしてキープする ※呼吸は胸式で、吐いたときにお腹を絞るイメージで行います
(4)息を吸いながら膝を戻し、息を吐きながら膝と頭をおろす
なお、体勢的に厳しい方は下写真のように後ろに手を着いて体を支えて行ってもOKです。
ピラティスは“回数よりも質”が重要で、正しい姿勢で一連の動きを流動的に行うのが効果を高めるコツ。すべての動きをお腹を固定させるような意識で、充分にこなせるようになってきたら(3)のキープする時間を呼吸も増やしながら長くしてみてください。来たる肌見せの季節に向けてぜひ習慣にしてキュッと引き締まったお腹周りを実現させていきましょう。
photo:Akihiro Itagaki ピラティス監修:KANA
2017/05/20| TAGS: beauty
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