カラダの気になるパーツを引き締めようと思った時、どうしても正面や後ろからの見た目に意識が向いて特にウエスト周りにフォーカスした引き締めエクサイズが中心になってしまうもの。でも女性らしいボディラインづくりを意識すると、当然のごとくサイド（真横）からの見た目も重要になってきます。

 

そこで今回は背中のモッタリ感や二の腕のプニプニ感を同時に予防できる、お手軽”寝る前ストレッチ”を紹介します。

 

 

 

｜横姿美人へ導く「三角筋・上腕三頭筋・肩甲骨周辺筋ストレッチ」

 

女性らしいボディラインを叶えるこのストレッチは、腕を固定してお辞儀するだけと単純な動きにも関わらず、腕を上げる時に使う三角筋（肩ライン）、ひじを伸ばす時に使う上腕三頭筋（二の腕ライン）、肩と腕をつなぐ肩甲骨周辺筋（背中ライン）と、３つもの筋肉に同時にアプローチできるのが特長。美しいラインの横姿づくりに役立ちます。早速やり方をチェックしてみましょう。

 

 

（１）ベッドから十分離れた位置に正座をするようにつま先を立てて座り、肘を直角にしてベッドのヘリに置いて拝むような姿勢をとる

 

※できるだけ肘が安定する固いヘリを使用しましょう（柔らかい場合はずり落ちないように注意）

 

 

（２）肘はそのままの位置で徐々に膝を後方に下げながら、お辞儀をするように頭だけを下げていく

 

※膝の位置がベッドに近すぎると頭が当たってしまうので距離感を十分にとるのがポイント

 

ゆっくりと息を吐きながら（２）の姿勢を30～40秒キープ。これを３回（１セット）行いましょう。

 

 

 

この「三角筋・上腕三頭筋・肩甲骨周辺筋ストレッチ」も、もちろん大切なのは継続して行うこと。また、背中や二の腕、肩周りのラインを整えてくれるだけでなく、肩甲骨周辺の血流を促進する効果も期待できるので、首や肩のコリの緩和にも役立ちます。ぜひ寝る前の美習慣に取り入れて、夏までに”横姿美人”を叶えてくださいね。

 

 

photo：Akihiro Itagaki　ストレッチ監修：上田夕子（Dr.ストレッチ銀座二丁目店）