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北アルプス国際芸術祭2017市街地エリア

豊かな自然を巡るアート旅。魅力いっぱい“北アルプス国際芸術祭”に出かけよう《市街地エリア》

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|驚くほど“水”が豊富な信濃大町

 

JR信濃大町駅の駅前商店街の歩道の下には水路があり、歩いているとゴーゴーと水の流れる音が聞こえてきます。商店街の大通りを中心にして、左右で全く違う水系の水路があるそうで、一方は北アルプスから流れ込む湧水、もう一方は東山の方から流れ込む湧水。

 

【写真は男清水】

 

地元では前者を“男清水(おとこみず)”と呼び、後者を“女清水(おんなみず)”と呼ぶそうで、商店街の中にはこの“男清水”“女清水”が飲めるポイントがあるので“味の違い”を確かめてみてください。

 

 

作品の中にはこの豊かな“水”をテーマにしたものが数多くあります。

 

【「たゆたゆの家(リノプロ)」原倫太郎+原游】

 

こちらはキラキラと幻想的に煌めく水をテーマにした作品。上から吊り下げられた1つ1つのモチーフにも注目です(2階にも作品が展示されています)

 

 

大通りを一本奥に入ると、「塩の道」の宿場町だった頃の名残を感じさせる昔ながらの建物が並びます。

 

【「みすずかるしなの」湊茉莉】

 

こちらは古い蔵を舞台にした作品。床下に流れる豊かな水の流れを聞きながら鑑賞するという信濃大町ならではの作品。

 

 

そして、大町といえば黒部ダムの玄関口。この黒部ダムをモチーフにした作品も必見です。

 

【「第一黒部ダム」栗林隆】

 

この作品は約1/40スケールに再現した黒部ダムと温泉(足湯)を組み合わせた作品で、温泉(足湯)への入口は建物の裏側にあります。※温泉(足湯)を利用するには整理券が必要

 

【足湯に浸かりながら黒部ダムを囲む山々を眺めましょう】

 

【足を拭くための手ぬぐいも購入可能。栗林隆デザインのもの(下)と、いしはらみえこデザインのもの(上 ※2色あり)の2種類から選べます】


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