血行を促進させて代謝を上げるヨガは呼吸で体を内側から温めるので、日夜の温度差で崩れやすい自律神経を整えたり、エアコンなどによる冷えの予防にもとても効果的とされています。つまり、酷暑の夏こそヨガがオススメなのです。
そこで初心者でも自宅で簡単に実践することができ、なおかつ女性の悩みに効果的なポーズを「ゼロヨガ」のインストラクター・TOMOMIさんに分かりやすく教えてもらいました。
|脚痩せに効く「鷲のポーズ」で体幹の通ったスタイル美人に
バランス感覚がポイントになる「鷲のポーズ」は体幹と集中力が鍛えられるヨガの簡単ポーズ。下半身全体の引き締めに直結するので、気になる太ももやふくらはぎの引き締め、血行促進による冷え性やむくみの予防など、様々な悩みにアプローチできます。
また、集中力が切れやすかったり、血行が悪くなりやすかったりと心身ともに疲れやすい生理前にもオススメのポーズですよ。
(1)直立から少し腰をかがめ、足を前から絡めて爪先を床に着く
(2)足を絡めた側の腕を胸の前に出し、反対の腕を外側からクロスさせて手のひらを合わせる ※難しい場合は手の甲を合わせてください
(3)腕を前方に引っ張る感覚で前に突き出しながら腰を曲げ、3呼吸以上キープして元の姿勢に戻す
※左右それぞれ行います
※姿勢をキープする際の呼吸数は「3呼吸以上」を目安に体調に合わせて増減させてください
このポーズのポイントは、腰を曲げた時に「背筋を真っ直ぐ伸ばし、肩甲骨周りを広げるイメージで行う」こと。下写真のように背中が丸まった状態では効果を発揮しませんので注意してください。
【NGポーズ:横から見たときに猫背の状態になってしまうと効果が得られません。腰を曲げるときは背筋を真っ直ぐキープしたままを心がけましょう】
|ヨガポーズの効果を高める3つのポイント
(1)鼻呼吸(最小限にエネルギー消費を抑え外部からの細菌を取り込まないリラックス呼吸法)で行う
(2)筋肉や内臓、神経レベルに効かせるために「3呼吸以上」はポーズをキープする
(3)食後すぐには行わず、2時間ほど経ってから行う
また、ポーズをとる際には必ず安定した平らな床で行ってください。もし自宅にあればヨガマットを使用することをオススメします。
毎日少しの時間でもヨガをしながら自分自身と向き合うために捻出することで自信も身についていくはず。酷暑の夏を乗り切るためにも「体の内側からフラットになる」ことを心に留め、ぜひ日々の習慣に取り入れてみてくださいね。
text:下重佳奈子 Kanako Shimoshige photo:Akihiro Itagaki ヨガ監修:TOMOMI(ゼロヨガ インストラクター/インストラクター歴3年。サップヨガなど多様なレッスンが好評を呼んでいる)
《お知らせ》
今回のポーズを監修してくれたTOMOMIさんなどがレッスンしてくれるゼロヨガの人気イベント「サップヨガ」が今年も逗子海岸で開催されます。
「サップヨガ」はサーフボードよりも大きく浮力の強いボードの上でヨガをするというもの。水上の不安定なボードの上で実践することで、より体幹が鍛えられ、身体全体の引き締め効果を期待できます。開催日程など詳しくはゼロヨガ各店舗までお問合せください。
2017/08/26| TAGS: beauty
Kanako_Shimoshige
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