人気観光地タイ・バンコク。ショッピングにローカルグルメ、そして観光スポットと数日は滞在しないと満喫するのも難しいですが、忙しい旅の合間に極上のホテルでゆったりと贅沢に過ごすのもオススメ。今回はそんな極上のホテルライフを満喫できる“世界一”とも評される5つ星ホテル「MANDARIN ORIENTAL BANGKOK(マンダリン オリエンタル バンコク)」を紹介します。
|まるで別世界。贅沢を極めるゴージャスなロビー
バンコク市街の中心、チャオプラヤ川のほとりという絶好のロケーションに位置する「マンダリン オリエンタル バンコク」。世界中の王族や著名人が愛する創業140年以上という老舗のホテルだけあって、正装したドアマンの立つ玄関からもラグジュアリーな雰囲気が漂います。
足を踏み入れると広がる素敵なロビーでは、歓迎の意味を込めてか蘭の花をあしらった可憐なブーケをいただけます。
驚きはスタッフの方がすでに私の名前を覚えていたこと。ホスピタリティが行き届いているとは聞いていましたが、「◯◯さま、お待ちしていました」と迎えられるとは予想を上回る出来事。特別感がグッと高まりますね。
訪れたのはちょうどフェスティブシーズンということもあり、大きなクリスマスツリーを中心にノエルな空間デコレーションが施されていました。
しかも、驚きはこのデコレーションが日々少しずつ変わること。上写真はホテル2日目朝の写真ですが、3日目朝は下写真のようにデコレーションが変化しています。
ロビーのような広大な空間のデコレーションを変えるとなると、おそらく宿泊者が寝静まった頃に大掛かりな作業をしているのでしょう。実はそんな空間演出の変化は、宿泊するお部屋でも体感することができます。
|ほぼ全室がリバービュー。贅を尽くした多様な客室
客室は全368室(うち44室がスイート)。伝統的なタイ様式とモダンなデザインがエレガントに融合した様々なタイプの部屋があります。今回宿泊したのは、低層階建てのガーデンウィング(旧館)に位置する昨年リノベーションしたばかりという「ガーデンルーム」。しかもチェックインの手続きまで客室内で行うのです。
この「ガーデンルーム」はメゾネットタイプのデザインで、リビングから階段を上がったところにベッドルームやクローゼット、シャワールームがあります。
部屋からはチャオプラヤ川の流れや対岸を一望でき、さらに部屋の中に高低差があるおかげか、実際の広さ以上に広く感じることができます。
他にもウェルカムフルーツ、ミニバー、そしてアメニティなど、すべてにおいて充実。
そんな充実の宿泊環境をさらに快適なものにしてくれるのが、細部にまで行き届いたサービスを提供してくれる「バトラーサービス」です。
|全室で提供される「バトラーサービス」って何??
日本ではあまり馴染みのない「バトラーサービス」という言葉。この“バトラー”を簡単に説明すると、日本旅館に泊まったときに客室の世話をしてくれる仲居さんに近い存在でしょうか? ですが、そのサービスの内容とクオリティ、そして礼義の良さには少々驚かされます。
部屋でのチェックインが終わると間髪なくドアのチャイムが鳴り、ウェルカムドリンクとともにバトラーさんが現れます。
名刺を渡されて「ご用があればすぐに連絡をください」と挨拶され、さらには「今何かしてほしいことはないですか?」と尋ねられるのです。
そんなバトラーサービスに慣れていない身としては「特にないです」と即答してしまいましたが、後々考えれば「トランクをクローゼットに運んで貰えば良かった」「コーヒーメーカーの使い方を聞いておけば良かった」など要望が次々に。そのたびにバトラーさんを呼んで依頼しても、テキパキ快く対応してくれます。
また、ランチに出かけて部屋に戻ると、部屋の掃除が完璧に終わっていてデイベッド風に部屋のベッドを整えてくれていたり、ディナーに出かけて部屋に戻ると、デザート(マカロン)が用意されていて、寝る支度が完璧に整えられていたり、使用したシャンプーなども完璧に補充されていたりと、とにかく至れり尽くせり。
さらには、滞在中に少し仕事に没頭したくて「Privacy」ボタンを表示させていたのですが、そのボタンの表示を消して外出しようとドアを出るとすでに部屋の外にバトラーさんが待っていて「部屋のお片づけに入って大丈夫ですか?」と尋ねられるなど、良い意味で“マンマーク状態”でお世話してくれるのです。
しかもチェックアウト予定時間近くになると、部屋まで荷物もすべて取りに来てくれます。とにかく「困ったことがあれば、まずはバトラーに相談」がこのホテルで最も快適に過ごすための流儀。ぜひ、その感動のサービスを体感してみてくださいね。
|注意すべきはドレスコード。エレガントにホテルライフを愉しんで
このように環境もサービスも充実する「マンダリン オリエンタル バンコク」を利用する際に特に注意したいのがドレスコードです。基本的にチェックイン時や18時30分以降は軽装はNG。ビーチサンダルや極端に肌を露出するのは避け、エレガントさを重視したファッションを愉しみましょう(男性の場合であれば、ジャケットの無料貸し出しサービスもあります)。また、ドレスコードは子供にも適用される点も心に留めておいてください。
次回はホテルの過ごし方として、「THE ORIENTAL SPA(ザ・オリエンタル スパ)」や「ムエタイクラス」についてお届けします。お楽しみに。
マンダリン オリエンタル バンコク
48 Oriental Avenue Bangkok 10500, Thailand
+66 (2) 659 9000
日本語問合せ先:0120-663-230
http://www.mandarinoriental.co.jp/bangkok/
取材協力:マンダリン オリエンタル ホテル グループ タイ国際航空
2017/12/28| TAGS: lifestyle
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