日本から飛行機で約5時間。そして時差もたったの1時間と気軽に行けて物価も安いことから日本でも人気のビーチリゾート、セブ島。今回は女子3人で5日間の女子旅をしてきたのでその模様をお届けします。
5日間のうち、2日間はローカルなフィリピン文化を体験して、残り3日間は贅沢にリゾートホテルで過ごそうと「両方を満喫したい」と欲張りに立てたプランでしたが、セブシティに到着してすぐ何やら街が異様に賑わっている様子。現地の人に聞くと、ちょうど「シヌログフェスティバル」というフィリピン最大のお祭りが開催されるとのこと。
「これは参加しなくては!!」とフィリピンの伝統的なお祭りに運良く飛び入り参加することにしました。
|「シヌログフェスティバル」とは?
「シヌログフェスティバル」とはセブシティで9日間に渡って間催されるお祭りで、毎年1月の第3日曜日がグランドフィナーレとなります。フィリピン国内だけではなく国外からも多くの人が集まり、なんと約300万人が参加するそう。このお祭りは「幼きイエス」の聖像“サントニーニョ”を讃えます。そのため、参加者は赤い服を着せたサントニーニョ像を大事そうに抱えて参加するのです。
本祭は午前9時頃からスタート。「ピット・セニョール!(ようこそセニョール、サントニーニョに栄光を)」の言葉を通りすがる人々同士で交わします。
パレードに参加しているダンサーは地方自治体の方も多いですが、フィリピンのスター有名人も多く参加。
パレードが通るコースは普通に歩いて1時間以上かかるルートですが、大混雑なので中心地に行く時には気合いが必要。交通規制はもちろんテロ対策で通信規制もかかります。
パレードや雰囲気を楽しむはもちろんですが、街を練り歩いていると「ピット・セニョール!」と言葉を投げかけながらペンキをつけたり、つけられたりしてきます。
そしてみんなが「元から友達なのかな?」と思うくらい和気あいあいと周りの人達で仲良く盛り上がるのも「シヌログフェスチバル」の醍醐味です。
|「シヌログフェスティバル」に参加前に準備しておきたいこと
年に1度、盛大に祝う「シヌログフェスチバル」は大いに楽しい雰囲気を味わえますが、大混雑や事件に巻き込まれる可能性もあるので、事前準備は必須。
まず大勢が集まるため、観光客はスリのターゲットになりやすいそう。ですから貴重品やお金は極力持っていかないようにしてください。お金は財布に入れずに裸で細かくたたんでポケットに。また、通信規制がかかっているのでWi-Fiは持って行かず、携帯電話も首にぶら下げてTシャツの中に入れておくのがオススメです。
そして服装はペンキで汚れてもいい格好で。そして広いエリアを歩くのでスニーカーで行くのがベストです。ショッピングモールやお土産やさんでも売っているシヌログTシャツを買っていくといいですよ。
年に1度の伝統的なお祭りは経験してみる価値アリ。ぜひ「シヌログフェスティバル」に合わせてセブ島に訪れる計画を立ててみてくださいね。<text & photo:山下奈々美>
2018/03/04| TAGS: lifestyle
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