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歩くスピードを変えると見える物や思考が変わる

【思考をキレイにする旅の仕方(114)】歩くスピードを変えると見える物や思考が変わります

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「もう大阪人とは旅に行かない!」と友人が嘆き始めました。

意味がわからず詳しく聞いてみると、大阪出身の友人と旅に出掛けたらしく、旅先でもめたらしい。

 

「歩くスピード」で。

 

美術館にしろ、店にしろ、彼女はゆっくり見たいのに、

 

友人はどんどん先に行ってしまい、挙句には「のろい!」と罵られたそうです。

 

 

 

歩くスピードが違うと見えているものが違うことがあります。

 

つまり思考が違う。

 

そのことを年に一度、10名程の友人たちと出掛ける日帰り旅行で知ったことがありました。

 

歩くスピードによって三つくらいのグループに自然に分かれていたのです。

 

一番早い人たちは先の景色を

 

二番目に早い人たちは食べ物を

 

三番目の人たちはおしゃべりを楽しんでいたことが昼食時に判明。

 

 

 

それがストレスになる場合は別行動にすればいいだけ。

 

自由行動にして何時に待ち合わせにしておいた方が、お互いのためにいいですから。

 

食事の時だけ一緒で充分じゃないですか。

 

 

ただ逆に言えば、歩くスピードを変えると見える物も変わるので、

 

時には他人のスピードに合わせてみるのも面白いものです。

 

それはともかく「大阪出身の人は全員、歩くのが早い」と決めつけるのは

 

かわいそうな気もしますけどね。

 

ちなみに世界で一番早く歩く国民はシンガポール人だと言われています。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


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