夏日になる日も徐々に増えてきて“メイク崩れ”が気になる季節がやって来ました。お出かけ前に入念に仕上げたベースメイクが崩れてしまうと、やはりがっかりしてしまうもの。そこで今回はキープ力の高い下地やファンデーションにわざわざ買い換えることなく、現在使用中のファンデーション(ロングラスティングタイプ)を使ってできる“化粧崩れしにくいベースメイク”のコツを紹介します。
|用意するアイテムはこちら
用意するアイテムはこちらになります。もちろん手持ちのものでOK(なければプチプラのコスメやツールでOK)です。
A:プライマー、B:コンシーラー、C:ファンデーション(ロングラスティングタイプ)、D:オイルカットパウダー、E:フィックスミスト
|“1日中崩れにくい”を叶えるベースメイクの手順
崩れないベースメイクを叶えるポイントは「肌へののせ方」になります。それでは手順を追っていきましょう。
(1)プライマーを点でのせる
Aをおでこ、鼻先、小鼻の横、あごにそれぞれ直径3mmを超えないくらいの小さい点でのせます(写真参照)。メイクがすぐに崩れる原因は過剰な皮脂の分泌ですから、この工程を踏めば必要以上の皮脂の分泌が抑えることができ、さらさら肌をキープできますよ。
(2)ファンデーションをON
Cを直径1cmくらい手のひらにとって1/3の量を顔全体にのせます。できるだけゆるめのテクスチャのものでロングラスティングのファンデを使用しましょう。
(3)ファンデーションをスポンジでたたいてのばす
Cが顔全体にまんべんなくのるようにファンデーションスポンジで軽くトントンと叩いていきます。叩き込むことで空気の層ができて、油分のあるファンデーションも簡単に肌に密着させることができるのです。全体に上手く塗れたら、(2)、(3)の工程をあと2回繰り返します。
なお、「2回目はフェイスラインをのぞいた顔の中心」を、「3回目は頬の広い部分にだけ」重ねます。このようにファンデーションを3回に分けてレイヤリングすることで、同じファンデーションでも持続力が全然違ってきますよ。
(4)クマ&くすみをコンシーラーでカバーする
ほとんどのクマは印の領域が一番濃いので、そこにBをたっぷりのせ、境目だけ外側にはらうようにのばします。また、くすみやダークスポットもブラシやスポンジでカバーしましょう。
(5)オイルカットパウダーをON
Dを写真のようにまぶた、下まぶた、そして皮脂の多い鼻の周りに境目ができないように強弱を調整しながらパフで優しく押すように仕上げます。メイクがすぐに頬の周りまで崩れてしまう人は、顔全体をパフでしっかりタッチしてください。
(6) フィクサーミストをON
▲皮脂をさらりと捉えてメイクを長持ちさせてくれるフィクサーミストはいろんなブランドから発売されているので、自分に合うものを選んで使用してください
顔から30cm以上話してEを顔全体に吹きかけます。顔にミストが霧のようにかかるくらいの量に調節してください。
|“1日中崩れにくい”を叶えるベースメイクのポイントまとめ
ここまで手順を紹介していましたが、注意点やコツなどが下記になります。合わせて参考にしてみてください。
▪️プライマーは肌のキメを滑らかにしてくれる反面、ほとんどの製品にシリコン成分が含まれていて毛穴を塞ぐこともあるので、“皮脂の分泌が多いところに少量だけ使う”ように心がけてください。
▪️顔に油分が多いとメイクがすぐに崩れますが、逆に水分が少ないとメイクが浮いてしまいます。潤いが足りないと感じるときは“スポンジに一度水をたっぷり含ませてから絞った状態”でファンデーションを塗るようにしましょう。
▪️メイクを長持ちさせるポイントは、薄く、だけど基礎をしっかりとしてあげることです。普段使うファンデーションであっても“同じ量で顔全体、顔の中心部、頬の3回にわけて少しずつ薄くレイヤリングする”のが最重要ポイントです。
今回紹介した手順とポイントを抑えておけば、今季は“化粧崩れ”に悩まされる日も少なくなっていくはず。ぜひトライしてみてくださいね。<text:kanacasper(カナキャスパ)>
2018/05/01| TAGS: beauty
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