肌の露出面積が多くなるこれからの季節、気になるのが“ムダ毛”の処理。ワキや腕、脚はもちろんですが、特に注目すべきは“顔のうぶ毛”です。脱毛ではなく実際はセルフケアをしている方は少なくないと思いますが、間違えたセルフケアでは肌に負担をかけてしまう可能性があります。
そこで創業110周年を迎える老舗刃物メーカー「貝印」さんに“顔うぶ毛”の正しいセルフケア法を教えてもらいましたので早速チェックしてみましょう。
|正しい“顔うぶ毛”のケア方法とは?
今まで何となく自己流でケアしていた方も、きちんとした方法でケアすることで、肌ダメージを与えずに一層キレイを叶えることができます。それでは早速、顔の部位ごとにやり方をチェックしてみましょう。
(1)おでこ・眉
額の輪郭を髪の生え際を1cmほど残して剃ります。その後、眉に向かって下に剃っていきますが、この時も眉の上は1cmほど残しておくことがポイントです。眉の下も、上から下に向かって剃っていきましょう。
(2)頬・こめかみ
目の下の頬骨あたりを内側から外側へ向かって1回剃ります。その後に、上から下へ向かって剃っていきます。こめかみは、髪の生え際を1~1.5cmほど残して上から下へ向かって剃るのがポイントです。
(3)鼻・口・あご
鼻筋は上から下へ剃ります。小鼻は横に倒しながら鼻の丸みに沿って上か下へ剃っていきましょう。鼻の下も唇へ向かって上から下へ剃ります。口角付近は外側から内側に向かって剃るのがポイントです。
(4)フェイスライン
フェイスラインやあご、あごの裏側も上から下へ向かって剃っていきます。同じ場所を何度も剃らずに1回で剃り終えることが、肌へのダメージを減らす重要なポイントとなります。
|顔うぶ毛のケアには“敏感肌用”のアイテムを
顔うぶ毛のセルフケアを行う際はお肌に優しい“敏感肌用”アイテムをセレクトするのがオススメです。
▲「貝印」の30年以上のロングセラーアイテムで使い捨てカミソリとしてお馴染みのPretty(プリティー)から2018年3月に新登場した敏感肌用カミソリ「プリティー 敏感肌用フェイスL (3本入り)」はオススメアイテムの1つ
“敏感肌用”のアイテムは刃が触れる際の肌表面の凸凹を軽減してくれ、肌あたりが一層柔らか。さらに、プロの理容師向け製品に採用されている肌との接地面が少ない形状を応用しているため、なめらかな使用感のため安心して使えるのが嬉しいポイントです。
▲こちらは1秒間に約100回の高速振動する世界初の音波振動カミソリ「bi-hada ompa」。肌に与える刺激を抑えられるので敏感肌タイプと同様の効果を期待できるのだそう
|正しい顔うぶ毛ケアで“メイク崩れ予防”も
このように顔のうぶ毛を正しくケアすることで、様々な嬉しい効果も得ることができます。顔のうぶ毛ケア後は水分量や油分量が上昇するため肌がみずみずしい状態になり、肌の明るさやキメをアップしてくれます。また、ケアをする際にうぶ毛だけでなく、くすみのもととなる古い角質や毛穴が除去されるため、透明感のあるツヤ肌へと導いてくれる効果も期待できます。
さらに、メイク時にファンデーションが均一に肌にフィットするようになるのでムラを抑えることができ、毛穴に溜まりにくくなるので、メイク崩れを予防する効果まで期待できるのです。
これからは「力を入れずに優しく、毛流れに沿って上から下へ剃ること」を意識してケアをしてみましょう。また、ケアしにくい箇所は手で皮膚を少し引っ張ることで剃りやすくもなります。ぜひセルフケアの参考にして、キレイ肌の実現につなげてくださいね。<text:Hiromi Anzai>
2018/06/06| TAGS: beauty
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