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慢性的に猫背で悩んでいる方は少なくないと思います。この猫背の状態でいると胸を閉じた状態となってバストの下垂や形崩れへとつながっていくものですが、そんな症状を回避するためにも役立てたいのが【ローイング】と呼ばれる簡単エクササイズです。

椅子に座ったままできるこのエクササイズは特に肩甲骨周りの菱形筋”を鍛えることができるので、バストの下垂や形崩れの予防、美姿勢のキープ、背中周りの余計なお肉の引き締めなどの効果を期待できます。早速やり方をチェックしてみましょう。

【ローイング】

（１）背筋を伸ばして浅く椅子に座り、手のひらを真下に向けて肩の高さで腕を真っ直ぐ前に出す

（２）肩甲骨を寄せるように肘を曲げながら腕を引く

▲背筋を真っ直ぐ伸ばしたまま、両肘が背中の後ろで合わせるようなイメージで腕をしっかり引ききります。また、腕を引ききった状態の時に手のひらは真上に向けます

（１）～（２）の腕の曲げ伸ばしを１回とカウントし、回数は１セット10回を目標に行います。１日あたり１～２セットの実践が目安です。なお、実践する際は安全に行うためにも座面が回転しない安定感のある椅子を使用するようにしましょう。

シンプルな動きのエクササイズですが、実践してみると肩甲骨周りにしっかり負荷がかかることが実感できるので最初はツラいと感じるかもしれません。ただし徐々に鍛えた部分が強くなっていき、日に日に楽に行えるようになっていくのも実感できるはず。ぜひ実践してキレイなバストラインと姿勢のキープに役立ててくださいね。＜photo：Akihiro Itagaki　model：AO　エクササイズ監修：コシバフウタ（トレーナー歴３年。いつでもどこでも好きな場所にコーチを呼べるアプリ「セレクトコーチ」認定コーチ）＞