ニキビ跡や赤み、目元のクマ、くすみがあると、ついファンデーションを厚塗りしてカバーしようとしますが、かえって厚塗りした部分だけ目立ってしまったり、薄付きのトレンド肌から程遠い仕上がりになってしまったりしてしまうもの。
そこで強い味方となってくれるのが「カラーコンシーラー」です。一見扱いが難しそうなイメージもありますが“色の選び方”さえ抑えておけば上手にカバーしつつ薄付きのキレイ肌を目指すことができます。
▲今回使用するカラーコンシーラーはこちら
それでは数多くの芸能人やモデルを担当するヘアメイクアップアーティスト・岩下倫之さんに教えてもらった「肌悩み別のカラーコンシーラーの色選びと使い方」を早速チェックしてみましょう。
|肌の赤み・ニキビ跡には“グリーン系”をチョイス
肌の赤み・ニキビ跡に使用するのは“グリーン系”のコンシーラー。“ファンデーションを塗布する前”にカバーしたい部分に少量置いてブラシで少しずつ伸ばしていきます。
薄く自然にカバーするためにも“ファンデーションを塗布する前”にコンシーラーを使用するのも重要なポイント。ただし、どうしてもファンデーション塗布後も気になってしまう場合は、さらに少量のコンシーラーを重ね塗りしてください。
|目元のクマには“オレンジ系”をチョイス
お疲れ顔に見えてしまう目元のクマは顔印象が悪くなってしまうのでちゃんとカバーしておきたい部分。そんな目元のクマには“オレンジ系のコンシーラー”を選んで自然な明るさに仕上げましょう。
“ファンデーションを塗布する前”に目元のクマが濃い部分にオレンジ系のコンシーラーをライン状にのせてブラシで馴染ませていきます。カバーする意識が強いとコンシーラーをつい厚塗りしたくなりますが、自然な仕上がりを叶えるためにも“薄くフィットさせる”ことを心かげてくださいね。
|肌のくすみには“肌色タイプに合わせた色選び”が大切
肌のくすみは“肌色に近しい色”のコンシーラーを選んで自然な仕上がりを目指しましょう。ただし重要なのは、“肌色タイプによって使用するべきコンシーラーのカラーが異なる”ということ。肌が黄味がかった“イエベ肌”さんは「ベージュ系」、一方肌が白っぽい“ブルべ肌”さんは「パープル系」をチョイスしましょう。
“ファンデーションを塗布する前”にくすみが気になる部分に肌色に合ったコンシーラーをブラシで馴染ませておくだけでファンデ後の透明感が増し、一層エレガントな肌印象が叶いますよ。
このように“ファンデーションを塗布する前”に肌悩みに応じたカラーコンシーラーを使用することで厚塗りを防ぐことができますし、一層ナチュラルに肌を仕上げることができます。ぜひカラーコンシーラーを上手に使い分けて、薄付きのキレイ肌を今夏も愉しみましょう。<text:Hiromi Anzai photo:本城直季(Naoki Honjo) メイク監修:岩下倫之>
2018/07/14| TAGS: beauty
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