香川県三豊市の志々島の休憩所で船を待ちながら綴っています。
この島は昔は映画のロケで使われることもあって5000人近くが暮らしていましたが、現在は18名しかいません。
そのほとんどが高齢者で一人暮らし。
周囲には朽ち果てた空き家など厳しい現実を目の当たりにしましたが、
考えさせられることも多々あります。
老人は危ないから、できることも取り上げてしまう風潮があります。
しかし、この島ではそんなことは言っていられません。
70歳を超えた女性が港に到着した10キロ以上あるプロパンも自分の家まで運び、
94歳の女性は一人で船に乗り、街まで買い物に出掛けていくのです。
皆さん共通しているのは高齢者でも 自立していることです。
だから元気な方が多いのではないのでしょうか。
もちろん島民同士が助け合う姿も見られます。
そういった光景を見ていると、いい具合に自立し、
島全体が、いい距離感の家族のようで、ここに人生100年時代の可能性を感じるのです。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>
2018/08/11| TAGS: lifestyle
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