年末年始に向けて海外旅行を計画している方は少なくないと思いますが、長期での旅行となると悩みの種となるのが“荷づくり”。快適な移動をするためにも荷物はできるだけコンパクトにまとめるのが鉄則ですが、洋服にアクセ、化粧品などなど持っていきたいものも多く、どうしてもキレイに収めることができないもの。

 

そこで全４回に渡って収納王子コジマジックさん直伝のスマートな旅行を実現するためのパッキング術を紹介する本シリーズ。

 

▲収納王子コジマジックさん

 

第３回のキーワードは“旅先のお困り事を解決する方法”です。早速チェックしてみましょう。

 

 

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収納王子コジマジックさん直伝「スマート旅を実現するパッキング術」（３）

 

季節を問わず旅先として人気なのがビーチリゾート。ビーチにプールと楽しい半面、“水”にまつわる心配事も増えがちです。「もともとは食品保存を想定したジップロックは密封性が高いため、水から守れる特性があります。これを利用しない手はありません。ビーチリゾートこそ本領発揮です」とコジマジックさん。早速、いろいろな活用法をチェックしてみましょう。

 

 

｜レジャーでの水濡れを防ごう！

 

旅の思い出は“心の中だけ”とはいきませんよね。だけどカメラが水濡れしてしまうとせっかくの思い出が消えてしまうかもしれません。そこでこんなアイデアを伝授してもらいました。「カメラはジップロックに入れてビーチに持って行きましょう。透明なので、このまま撮影することができます」とコジマジックさん。

 

 

これなら万が一水がかかっても安心ですね。デジカメだけでなく、スマホでの撮影もジップロックが便利です。なんとスマホを入れたまま画面操作ができるので、ぜひ一度お試しあれ！

 

 

｜遊んだ後はジップロックに収納して清潔に

 

ビーチでめいっぱい遊んだ後の濡れた水着やタオル、砂まみれのサンダルもジップロックにお任せです。「濡れたアイテムは、ジップロックにさっとしまえば、トランクの中で他の衣類を汚すこともありません。ちなみに、パッキングの際は“ビーチセット”としてあらかじめビーチで使うものを一緒にしておくと取り出しやすくなります」とコジマジックさん。

 

 

また、しっかり密封されるため砂が入らず、日焼け止めの容器がビーチで砂まみれになる被害も防げるそう。化粧品類をジップロックに入れておくと、持ち運びの際にトランクの中で万が一液もれしても、他の衣類を汚すころもなく安心です。外からも中からも水の被害を最小限におさえる、頼もしいビーチのお供となります。キャンプやスキーといったアウトドアシーンでも応用ができますよ。

 

 

｜まだある！ 知っておくと便利なジップロック活用法

 

バッグタイプだけでなく、コンテナーもパッキングに便利なアイテムです。「例えばマニキュアをコンテナーに入れると、液もれの心配が解消されるだけでなく、コンテナーが衝撃を防ぐ役割をして割れにくくなります」とコジマジックさん。

 

 

他にも温度が高くなると溶け出すサーフィン用のワックスをコンテナーやスクリューロックに収納しているという方もいるそう。旅先へ持っていくお気に入りの石けんもコンテナーやスクリューロックに入れておけば、そのまま洗面所で使うことができますね。

 

さらにコインランドリーがなく洗濯ができないというシーンにも、まさかのジップロックバッグが活躍します。部屋を汚さないように、お風呂や洗面所などでバッグにお湯と少量の洗剤を入れて揉み洗いをすれば、汚れがすっきり落ちるのだとか。しつこい汚れには漬け置き洗いもオススメとのことで、丈夫なジップロックならではの活用法です。

 

何を入れてもかさばらず、丈夫で水漏れからも守れるジップロックをぜひ旅先でも上手に活用してみてくださいね。＜text：本田香　監修：収納王子コジマジック　写真提供：旭化成ホームプロダクツ株式会社＞

 

※「ジップロック」「イージージッパー」「スクリューロック」は旭化成ホームプロダクツ株式会社の登録商標です

 

 

【収納王子コジマジック（一般社団法人日本収納検定協会 代表理事 小島弘章）】プロフィール

片づけ・収納・住まいに関する確かな知識と実績を持つプロフェッショナルでありながら、松竹芸能で25年の芸歴を積んだ、主婦層に圧倒的な支持を受ける男性ライフスタイル系タレントのパイオニア的存在。収納に”笑い”を取り入れたセミナーが話題となり、年間講演依頼数は200本以上、著書・監修本は累計35万部を超える。“収育”を理念として掲げた一般社団法人日本収納検定協会を設立し、お片づけを楽しむ検定「収検（収納検定）」をスタートさせる。公式サイト：http://shu-ken.or.jp/