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旅先の公共交通機関を使ってみる

【思考をキレイにする旅の仕方(138)】旅先の公共交通機関を使ってみる

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別荘を一週間ほどお借りした時のことです。静かな場所で部屋からは海が一望できる素敵な家でした。

 

問題は街までの足。別荘地というのは、たいてい交通の便が悪い場所にあります。

 

だからこそ静かで自然を堪能できるんですよね。

 

 

 

そんな時はレンタカーを借りることが多いのですが、

 

その一週間は空きがなく、借りることができませんでした。

 

タクシーを使って別荘地まで行き、タクシー会社の電話番号をお聞きしてメモしておきました。

 

 

 

しかし、別荘地の周囲を散歩していると「乗合タクシー」なる看板を見かけました。

 

住民が少ないため、バスを走らせることができない地域に

 

タクシー会社が市と提携して高齢者など生活弱者のための車を提供しているようです。

 

行先は病院や市役所、スーパーなど生活に必要な場所だけで、

 

予約制で、しかも1日に数便しかありません。しかし、これで街までは連れて行ってもらえるのです。

 

 

 

街の主要な場所まで行けば、コミュニティバスや路線バスも出ています。

 

 

時刻表をスマホで撮影し、後はその時間に合わせてスケジュールを組むだけ。

 

 

 

1週間後、「乗合タクシー」のおじさまともすっかり仲良くなり、

 

コミュニティバスでは現地の方々の生活や方言も堪能することができ、

 

移動時間が身体を現地の空気に馴染ませてくれました。

 

レンタカーが借りられなかったことが逆によかったようです。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


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