日常の中で自分の後ろ姿に意識を向けることは少ないものですが、自分からは見えなくても周囲からはバッチリ見られているのが“背中”です。お肉がたるんでいたり、むくみで広く見えてしまうと、華奢感が失われるのはもちろんのこと、老け見えの原因にもなってしまいます。
そこで習慣にしたいのが、背中を引き締めて天井方向にスッと伸びるような立ち姿へと導いてくれるヨガの簡単ポーズ【ベビーコブラ】。早速やり方をチェックしてみましょう。
【ベビーコブラ】
このポーズは背筋だけでなく、肩甲骨周りの筋肉の強化にもつながり引き締め効果の他、姿勢改善の効果も期待できます。つい前傾姿勢になりがちな方や猫背気味の方、内巻き肩の方などに特にオススメです。
(1)床または硬めのベッドの上でうつ伏せになり、両手を肩の下につき、ひじを曲げて腕を体側にぴったり付ける
(2)息を吸いながら上体をゆっくり起こしていき、胸の上部を天井方向に引き上げるようなイメージで背中を緩やかに反らせたところで3〜5呼吸キープする
▲キープ時は目線をやや上方向に向けます
その後、元の姿勢に戻って、もう1回繰り返します。なお、期待する効果をしっかり得るためにも「キープ時に肩に力が入って首がすくんだ状態にならないようにする」ことを心がけてください。また、上記の方法を余裕でできる方は、下写真のように(2)で背中を緩やかに反らせた後に「両手を浮かせてポーズをキープする」と、より背筋を鍛えることができます。
【ベビーコブラ】を実践し続けることで背中周りを中心に柔軟性も増していきますし、血行促進によるむくみの予防などにもアプローチできます。スッキリとした背中のラインをキープして今よりもっと立ち姿を美しくしていくためにも、ぜひ日々の習慣に取り入れてみてくださいね。<text:本田香 photo:カトウキギ ヨガ監修:Minami(ゼロヨガ インストラクター/インストラクター歴2年)>
2018/11/24| TAGS: beauty
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