海外ではもはや“定番”となっている食事管理に主眼を置いたダイエット法の１つに【ケトジェニックダイエット】というものがあります。美容マニアとして知られるキム・カーダシアンやコートニー・カーダシアン、抜群のスタイル美を誇るアドリアナ・リマ、ヴァネッサ・ハジェンズなどの海外セレブも実践していることでも知られているこのダイエット法。

 

１週間の実践で約３kg減量に成功した人や、「リバウンドがしにくくなった」という実践者の声がメディアで多数紹介されていることもあり、ますます注目が高まっています。それでは、その気になる内容を早速チェックしてみましょう。

 

 

 

｜ケトジェニックダイエットはどんなダイエット法？

 

ケトジェニックダイエットの“ケトジェニク”は脂肪をエネルギーに変える“ケトン体”を作り出す体質のことです。人間のエネルギーは摂取した炭水化物などの糖質がブドウ糖に分解されて作られます。しかし摂取した糖質が少ないと、体内の脂肪がエネルギーになって“ケトン体”が作られるようになるのです。

 

 

つまり「糖質の摂取を抑えることで体内にケトン体を作り、脂肪を内側から燃やす体質をつくる」というダイエット法になります。

 

 

 

｜どんな食事がOKで、どんな食事がNG？

 

メインは、肉、魚、野菜。肉類は牛肉、魚類はマグロやサバなどどんな種類でも基本大丈夫。ロブスターやカニなどの甲殻類もOKですし、卵やバター、チーズなど乳製品もOKです。そして肝心の糖質の量ですが「１食あたり20gまで」に制限するのが目安になります。

 

 

ただし糖質を「１食あたり20gまで」と摂取を抑えるため、基本的に白米やパンといった穀物はNG（低糖質のパンやパスタなどはOK）となり、フルーツも糖質が多いため基本はNGになります（良質な脂質を含むアボカドだけはOK）。

 

 

もちろんケトジェニックダイエットを本格的に実践するにはきちんと医師や専門家の指導の下で行うのが一番ですが、基本的には糖質の摂取を抑えればほとんど何を食べてもOKという簡単さが魅力。糖質を多く含む食品が好きな方だと少し厳しい内容かもしれませんが、「できそう」「実践してみたい」と思った方はまずは普段の食生活で糖質をどれだけ摂取しているかを見直して、多い場合は摂取量を減らすところから始めてみるのはいかがでしょうか。