ほとんどの人間は話し好きだと思っています。

 

話し下手だからと言っても、それは大人数の前で話すことが苦手なだけで

 

友人や恋人、家族の前では、よく話す方がほとんど。

 

 

 

自分が話して楽しませなければいけないと思う人もいます。

 

私も長い間、そう思っていました。

 

旅先で出会った住民の方々は旅が多い人の話を聞きたいだろうと。

 

しかし、それは驕りでした。芸人でもない私の話は特に面白いわけでもありません。

 

それより住民の方々の話を聞いた方がいい。

 

そこで一生懸命聞くことにしました。

 

 

相槌のテクニックもあるそうですが、小手先になるくらいなら、とにかく一生懸命聞くこと。

 

自然に質問が浮かんできます。それを尋ねればいいだけ。

 

そうすると先方は「楽しかったぁ」となるようです。

 

しかも、旅先の情報や、その土地のことを知ることができ、一石二鳥。

 

 

 

とここまで書いておいて申し訳ないのですが、実は私は人見知り。

 

それにも関わらず、一旦、その壁が崩れると相手に嫌がられるほどしゃべりまくり、

 

「話し過ぎたなぁ」といつも後悔しています。

 

聞き上手に憧れている人の戒めの話だと思ってください。＜text：イシコ　http://sekaisanpo.jp/＞