lifestyleライフスタイル

厄介な状況でも笑っていられますか?

【思考をキレイにする旅の仕方(150)】厄介な状況でも笑っていられますか?

Twitter
LINEで送る

一年に一度くらい伺う老舗の居酒屋があります。

 

旅好きのおかみさんは御年76歳。

 

20年ほど前、一緒に店を始めた旦那様を亡くした後も店を続け、

 

様々な荒波を乗り越え、約50年も店を切り盛りしてきたらしい。

 

 

 

店に伺う度に彼女の旅の話を聞きます。

 

先日はブラジルの話でした。

 

サンバの国で明るく、美味しい物も多い素晴らしい国ですが、

 

治安の悪い国としても知られています。

 

出典:Francisco Xavier Neto / Shutterstock.com

 

治安が悪い場所に滞在していると普段以上に注意力も必要になり、いつしか険しい顔になりがち。

 

しかし、彼女は言います。

 

 

 

「そういう時こそ、笑って過ごさないとね」

 

 

 

人生哲学が詰まった言葉でした。

 

しかめっ面していると厄介なことを引き寄せる、

 

笑っていても厄介なことが来ないわけではないけれど、

 

いい話も飛び込んでくることを彼女は経験の中で感じているようです。

 

これは普段の生活でも同じ。

 

日々の生活に追われ、いつのまにか眉間に皺が寄っていることが多いんですよね。

 

そういう時こそ「笑って過ごそう」。改めて、そう感じた夜でした。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


border