お正月はおせち料理を召し上がった方も少なくないと思いますが、おせち料理はそれぞれにおめでたい意味やいわれがあります。そんな日本のおせち料理と同じように、実はイタリアには「金運に恵まれるように」と新年の繁栄と幸福を願って年末年始にコインに似た形状の“レンズ豆”を食べるのが定番。そこで今回は幸福を呼ぶイタリアン【豚肉とレンズ豆の煮込み】※のレシピを紹介します。　※…本場では豚肉ではなく「コテンキーノ」と呼ばれるソーセージを使用します

 

 

｜使用する食材の美容と健康へのメリット

 

【豚肉とレンズ豆の煮込み】（２人前）に使用する材料は下記の通りです。

 

豚ロースかたまり肉　300g、乾燥レンズ豆　150g、人参　70g、玉ねぎ　170g、セロリ　50g、にんにく　１かけ、ケチャップ　小さじ１、顆粒コンソメ　10g、水　400cc、ローリエ　１枚、オリーブオイル、イタリアンパセリ、塩、ブラックペッパー　各適量

 

 

それでは使用する材料の美容と健康にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

 

 

まずは疲労回復に効果のあるビタミンＢ群や葉酸を含む「レンズ豆」。

 

 

シミやシワの改善、貧血予防、むくみ防止、コレステロール低下、免疫力アップなどの効果を期待できます。

 

 

続いて疲労回復に強い味方であるビタミンB1が豊富に含まれている「豚肉」。

 

 

アミノ酸バランスが良いのも特徴で、豚肉の脂肪に含まれる不飽和脂肪酸は悪玉コレステロール低下や動脈硬化予防などの効果も期待できます。

 

 

 

【豚肉とレンズ豆の煮込み】のつくり方

 

 

■下準備

 

・人参、玉ねぎ、セロリは細かくみじん切りにしておく

 

・豚肉は多めの塩とブラックペッパーで下味を付けておく

 

・レンズ豆は洗い、水気を切っておく

 

 

■調理

 

（１）鍋にオリーブオイルと潰したにんにくを弱火で香りがするまでじっくり加熱したらにんにくを取りだし、豚肉を入れて両面こんがりキツネ色になるまで焼く

 

（２）別の鍋に下準備した野菜を入れて、しんなりするまで炒める

 

（３）（２）に（１）を入れてヒタヒタになるまで水を加え、軽く塩、ブラックペッパーで味をつけて、少量のケチャップとコンソメを溶かし、レンズ豆を加えて蓋をして一時間半ほど弱火で煮込む　※煮込んでいる間に塩、ブラックペッパーで味を調えます

 

（４）豚肉だけを取りだし、食べやすい大きさにスライスする

 

（５）お皿に（３）を盛り付けてスライスした豚肉を上に乗せ、仕上げに微塵切りしたイタリアンパセリを散らして出来上がり

 

 

レンズ豆は浸漬しなくてもすぐに使えるので調理もラクちんです。また、食べる直前にお好みでオリーブオイルとブラックペッパーをかけるとより一層美味しくなります。ぜひ召し上がって2019年の幸せ（金運UP）を祈願をしてみてくださいね。＜text＆レシピ監修：Chihateria＞