ムッチリとした下半身が悩みの種という方も少なくないと思いますが、忙しい毎日を過ごしていると運動する時間を確保するのは難しいもの。そこで役立てたいのが体質や体調、性格をベースに“タイプ”を診断して行う「経絡体操(けいらくたいそう)」です。
それでは早速「おとなしい性格で運動嫌い」という“肺・大腸タイプ”の方に最適な2種類の「下半身引き締め体操」を紹介します。
|“肺・大腸タイプ”の性格や特徴は?
まずは“肺・大腸タイプ” の人の性格や特徴をチェックしてみましょう。「おとなしい性格で運動嫌い」の他に、下記2項目に当てはまる方が対象になります。
■全体に丸みを帯びてムッチリとした体型で、ウエストのくびれ部分に脂肪が付いている
■肌はきめ細やかで色白。また、発汗が少なく動きが少ないので、運動や体操に積極的になれず、風邪をひきやすい
また、今回紹介する2つのエクササイズと合わせて、散歩などの軽い運動を少しずつ増やすこともオススメです。
|“肺・大腸タイプ” のための「下半身引き締め体操 (1)」
(1)床やベッドに仰向けになり、ひじを軽く曲げた状態で万歳をして手を頭上あたりに楽に置く
(2)腰だけを少しベッドや床から浮かせて、肩と踵だけがベッドや床についている状態になる
(3)肩と踵を支点にして、小さい振りから大きい振りに移行するイメージで、腰を中心に左右にくねくねと5〜6回を目安に振る
次第に全身のうねりを大きくしながら、静かに漂っていた体液を動きでかき回すイメージで行うのがコツです。
|“肺・大腸タイプ” のための「下半身引き締め体操 (2)」
▲硬い床の上で行う場合は、踵の下にタオルやクッションを置いてください
(1)床やベッドに仰向けになって片方の脚を膝を曲げて立てる(手は頭上あたりに楽に置く)
(2)曲げた方の脚を胸の方まで引き寄せ、床やベッドに平行に動かすイメージで足の重みを利用してストンと床に落とす ※膝を伸ばそう、足先を元に戻そうという意識では行わないようにします
(3)左右5 回ずつ行い、最後に両足同時に胸に引き寄せ、ストンと落とす
鞭が伸びていくように脚をうねらせるイメージで行い、伸びきった瞬間に片足全体が波打つように行なうのがコツです。
とても簡単な動きのエクササイズながら続けることで効果を実感できます。ぜひ起床時や就寝前などベッドに寝たまま気楽にのんびりと気持ちよく実践して、ムッチリ下半身の引き締めに役立ててくださいね。<photo:本城直季 model:山下嘉織 経絡体操監修:大関正人(東京・神保町「禅指圧整体療術院」医院長。海外で広く知られている『Zenshiatsu(禅指圧)』のノウハウを基礎に、日本武術の整法、操体法等の技術を用いて行なう施術が好評を集めている)>
2019/01/02| TAGS: beauty
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