「違った道で戻ろうよ」、「そうだね。視点を変えないと」。
大学生のグループでしょうか。先日、旅先で、すれ違った若者たちの好奇心旺盛な姿に感心しました。
確かに往復の道一つとっても、違った道、違った乗り物を使うことで別の視点が現れます。
一方で同じ道を歩いていても、
一緒に歩く人によって見えている物が違うことを知ります。
建物に興味がある人と花に詳しい人と歩くのとでは、
同じ道でも違って楽しめるということ。
さて、ひとり旅の場合ならどうするか。
私の場合、少なくとも一度は行きと帰りは同じ道を使うようにします。
たとえ同じ道でも往復を歩くだけで視点が変わるから。
見えていなかった看板に気づき、同じビルや家でも方角で印象が変わり、
遠くに見える景色も変わってきます。
当たり前のことなんですが、お恥ずかしながら、私は、この歳になるまで気づきませんでした。
往復するだけでも視点は変わるということを。
これが日々の生活にも影響を与えてくれたんですよね。
自分が伝えたことは相手に、どう見えているのか。
これも往復の視点なのではないでしょうか。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>
2019/02/23| TAGS: lifestyle
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