スラリとしなやかに伸びるスリムな脚はいつの時代も憧れの的ですが、最近ではただ細いだけでなく、程良く筋肉のついたハリを感じるスリム脚が理想とされています。そんな理想とも言えるヘルシー美脚を持つ海外セレブたちは何を実践しているのか、その最強とも言えるメソッドに迫ってみましょう。

 

 

 

｜ジェニファー・ロペスが実践する「HIIT」

 

セクシーで理想のヘルシー脚を持つセレブの代表といえばジェニファー・ロペス。美しい筋肉で引き締まったその脚は49歳になっても衰えるどころかますます進化している印象です。

 

出典：Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com

 

そんなジェニファーが行っているのは「HIIT」と呼ばれるメソッド。“高強度インターバルトレーニング”を意味するHIITは「20秒間運動して10秒間休む」というサイクルを繰り返し行うトレーニング方法になります。これを限界まで繰り返すことで体脂肪ダウンと筋力アップの効果を最大限に得られるというメソッドです。

 

初心者であれば自重を利用した簡単エクササイズを取り入れてスタートするものになりますが、上級者はダンベルやレジスタンスバンドなど器具を使ってさらに筋力アップを図るのが定番。実際、上級者のジェニファーはランジ、プリーチャー・カール、プルダウンといった筋トレから、マウンテンクライマー、ニーハイランニング、縄跳びといった有酸素運動までを組合せたプログラムを35〜40分行っていることを明かしています。

 

 

 

｜ケルシー・バレリーニが実践する「タバタ式トレーニング」

 

昨年行われた「ヴィクトリアズ・シークレット」ファッションショーにゲストアーティストとして出演し、VSモデルばりの美脚を披露したケルシー・バレリーニ。

 

出典：Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com

 

そんな彼女が行っているのは「タバタ式トレーニング」というメソッド。タバタ式トレーニングは、HIITと同じく「20秒間運動して10秒間休む」というサイクルを繰り返し行うトレーニング方法になります。ただし“運動はシンプルなもので最短４分でOK”なので運動初心者や忙しい女性にも取り入れやすいトレーニング方法です。

 

基本的なタバタ式トレーニングの動きは筋肉を動かすものならなんでもOKですが、ケルシーはジャンプスクワット、相撲スクワット＆ジャンプ、ジャンピングランジといった脚中心の運動を行うのが基本と明かしています。ジャンプは心拍数を上げて脂肪燃焼を促すだけでなく、脚全体の筋肉を使うので脚やせに効果大。さらにジャンプをするときにつま先でジャンプをすることでアキレス腱が伸びて、脚長効果も期待できるのだそうです。

 

 

効率よく脂肪を燃やし、適度に筋肉を付けるのに効果的な２つの最強メソッド。脚痩せに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。＜text：ピーリング麻里子＞