エコファーやリサイクル素材など地球や動物に優しいファッションが注目される今、ハリウッドでは【クリーンビューティ】という新たなムーブメントがビューティ業界で起きています。もちろん、美容に目のない海外セレブ達も続々と実践。今回は、そんな注目の新ムーブメントをチェックしてみましょう。

 

 

 

｜そもそも“クリーンビューティ”とは？

 

実はアメリカで発売されるスキンケアやメイクといった美容製品は、アメリカ食品医薬品局（FDA）の許可がされていなくても店頭に並んでいます。つまりは、肌や体に有害な成分が入っていても販売されているということなのです。

 

 

対して“クリーンビューティ”は、そんな有害成分の入っている製品を一切使わず、肌に優しい成分のみで製造されたコスメやスキンケアを使おうというムーブメントになります。

 

 

 

｜実際に“クリーンビューティ”はどう行う？

 

ただし、すべてのナチュラル成分が肌に優しいというわけではなく、すべてのケミカル成分が肌に刺激があるというわけでもありませんし、USDA/オーガニック認証マークや動物実験なしといったマークがあるからといって、肌に優しい成分が使われているというワケでもありません。つまり大事なのは「きちんと成分を確認すること」になります。

 

 

とはいえ「どの成分が有害または無害なのかわからない」という方も少なくないと思います。実際、アメリカでは安全で無害の美容コスメのみを販売する「Credo Beauty」（https://credobeauty.com/）や「Follain」（https://follain.com/）というサービスに注目が集まっています。いずれも残念ながら日本への発送は対応していませんが、どのコスメが安全なのかをチェックすることができます。

 

 

 

｜実践者が愛用しているアイテムは？

 

グウィネス・パルトロウ、ジェシカ・アルバなど、多くのセレブが“クリーンビューティ”を実践する中、特に意識が高いと言われているのがコートニー・カーダシアン。

 

出典：instagram

 

コートニーはボディにココナッツオイル、肌のスペシャルパックとしてマヌカハニーを使っていると告白。また、日焼け止めは「ドランク エレファント」のUmbra Sheer™ Physical Daily Defense SPF 30、デオドラントは「シュミット」のアイテムというように、使うものすべてにこだわっている本格派です。

 

 

自分の肌に直接塗るものだからこそ、きちんと肌に優しい成分を含んだアイテムを選びたいという美容賢者が次々と実践している“クリーンビューティ”。みなさんもぜひ現在使っている美容製品の成分をきちんと調べてみるなど、まずはできることから始めてみては？　＜text：ピーリング麻里子＞