日帰りでできるのも嬉しい。プーケットのスパリゾートで【本格アーユルヴェーダ】を満喫

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インド大陸の伝統的医学である“アーユルヴェーダ”。最近では本場スリランカや南インドにアーユルヴェーダ治療を受けに行く方も増えていますが、実は日本から約９時間で行けるタイ・プーケットでも本格アーユルヴェーダを体験できます。そこで今回は「まずは気軽に体験してみたい」という方にオススメのデイスパを紹介します。

｜アーユルヴェーダ治療専門のスパリゾート「マンゴスチンリゾート＆アーユルヴェーダスパ」

タイ・プーケット島というと、パトンやカタなど賑やかなイメージがある東部のほうがメジャーですが、南部はプロンテップ岬やナイハーンビーチなどがあり自然が豊かなのんびりとしたエリア。

出典：https://mangosteen-phuket.com/

今回紹介する「マンゴスチンリゾート＆アーユルヴェーダスパ」もプーケット島の南部に位置し、パトンビーチなどがある中心地から車で約30分でアクセス可能です。もちろんスパだけでなく、少し喧騒から離れたエリアでのんびりと過ごしたいという方にもオススメのヴィラホテルになります。

｜メニュー充実＆事前予約可能だから日帰り体験もOK

アーユルヴェーダスパは午前９時〜午後７時まで営業していますが、宿泊者優先となるため宿泊者以外は午後３時〜午後７時に受けることができます（水曜日を除く）。

アーユルヴェーダドクターの問診を希望する方は事前にメールで問合せをしてから予約するのが良いでしょう。基本的には宿泊者向けに７泊から始まるパッケージメニューが用意されていますが、宿泊者以外の方も受けられるデイスパメニューも充実しています。

▲おおよそ約￥10,000〜￥20,000あれば十分なメニューが受けられます。現地の物価に比べたら少し高く感じますがコスパは◎

今回は日帰りながら本格的なアーユルヴェーダ体験を希望していたので、充分な時間を確保し「シローダーラ（60分）」と「アビヤンガ（60分）」メニューをオーダーしました。「シロダーラ」は頭部にオイルを流し続ける施術法で、別名「脳のマッサージ」とも呼ばれるもの、そして「アビヤンガ」は身体にオイルを繰り返し塗りこむ手技になります。

｜英語が苦手な方でも“わかりやすい”ドクターの問診も嬉しいポイント

メニューが決まった後はドクターの問診がはじまります。まずは自分の体のエネルギーといわれる「アーユルヴェーダの根源“ドーシャ”がどのようなものか調べるためのチェックシートを記述。記述が難しい場合は“ドクターの問診のみ”に変更してもらうのがオススメです。

▲インドではアーユルヴェーダ医師（BAMS）の資格は国家資格となっていて、現代医学と並んで治療が行われているそう

ドクターは脈診をおこなって体調を的確に指摘してくれます。ズバリとその日の体調を当てられてしまい、さらには「どんな食べ物が合うのか」、「どんな飲み物が合わないのか」、「日常生活で気をつけるべきこと」などを詳しく教えてくれ、さらにはこの日のトリートメントで使用する自分と相性の良いオイルを解説してくれます。なお、ドクターは英語が苦手という方でも理解できるように簡単な英語に置き換えて丁寧に説明してくれるので安心できます。

｜自分と相性の良いオイルを使ってトリートメント体験

まずは、自律神経やホルモンのバランスを整えるのに役立つと言われている「シロダーラ」です。

左右にスウィングしながら、絶え間なく額に温かいオイルが注ぎこまれます。徐々にふんわりと意識が遠のき、眠っていたのか起きていたのか・・不思議な感覚に包まれました。

続いてのトリートメントは、オイルを身体に繰り返しさすって塗りこむ手技の「アビヤンガ」です。

セラピスト２人の４ハンドで左右同時に同じリズムでマッサージを行う「４ハンドマッサージ」は今まで味わったことのない最高の感覚。まさに“凄腕”と感じる感動ものでした。また、温かいオイルを使って全身を満遍なくマッサージしてくれるので、さらにリラックス効果が高まり、今まで体験したなかでも最高のトリートメント施術に感じました。

最後に、スチームサウナを15分浴びて全身をシャワーで洗い流して終了となります。