1日中パソコンやスマホとにらめっこ。気づいたら「椅子に座りっぱなしで体をほとんど動かしていない」という日も少なくないと思います。そんな状態が慢性化してしまうとお腹周りの筋肉が固まってしまい、余分なお肉がつきやすくなる悪循環に陥ってしまうもの。そこで役立てたいのが、気持ち良く体を伸ばしながら筋肉や体幹(コア)の強化できるピラティスです。習慣にすることで、基礎代謝を高めつつウエストに“くびれを取り戻す”ことができます。
それでは、特に付きやすくて落としにくい横腹の贅肉の引き締めに効く【サイドベンド】のやり方を早速チェックしてみましょう。なお、ピラティスのエクササイズは“胸式呼吸(鼻から吸って口から吐く)”で行うのが基本になります。
【サイドベンド】
体側をストレッチしながら鍛えるエクササイズになるので、横腹の贅肉の引き締めに効果大です。なお、今回は初心者でも取り組みやすい“軽減法”を紹介します。
(1)横向きで寝て肩の真下にひじを置き、もう片方の手を体側に置く
▲床側の手は握りこぶしを作り、小指側で床を押して脇を引き上げてください。その後、一度口から息を吐ききってお腹を薄くして準備しましょう
(2)鼻から息を吸って体側に置いた手を上げながら、骨盤を同時に持ち上げていく
(3)口から息を吐きながら手を頭の方に下ろして体側を伸ばす
▲首につらさを感じる方は目線を下に落としてください
(4)鼻から息を吸って手を上げて、口から息を吐きながらゆっくり骨盤を下ろしていく
一連の流れを左右各5回を目標に繰り返し行います。なお、エクササイズ効果をきちんと得るために、下写真のように「お腹から力が抜けて脇腹が落ちてしまう(下写真上)」、「お尻の位置が落ちてしまう(下写真下)」のはNGです。注意して実践してください。
ピラティスのエクササイズは“回数を多くこなすよりも呼吸と動きの質が重要”とされています。最初は無理をせず正しい姿勢で目標回数をこなすことから始めて、痩せやすい体作りのためにも、ウエストにくびれを取り戻すためにもぜひ習慣に取り入れてみてくださいね。<text:本田香 photo:カトウキギ ピラティス監修:YUKI(ゼロヨガ インストラクター/インストラクター歴2年/ヨガ・ピラティスやダビンチボードレッスンが得意)>
2019/05/25| TAGS: beauty
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