タイへ出かけたときに“やりたいこと”の1つとして必ず挙げられるのが“スパ”。日本と比較すると安価な価格設定はもちろん、街のいたるところでスパを見かけることができます。このたび滞在した「MANDARIN ORIENTAL BANGKOK(マンダリン オリエンタル バンコク)」も「ザ・オリエンタル スパ」を併設。ホテルと同様に世界中の王族や著名人が顧客として名を連ねる由緒あるスパで、“予約困難”とも言われるほどの人気を誇っています。
|チャオプラヤ川を専用ボートで渡ってアクセス
ホテルの前から専用ボートに乗って対岸にあるスパへ出かけます。
心身を少しても落ち着かせるためにも、ぜひ時間に余裕を持って向かいましょう。スパまでの緑豊かな道のりはとても綺麗で、ゆっくり散策するだけでもリフレッシュできます。
▲落ち着いた雰囲気のスパのロビー
ロビーでフカフカのスリッパに履き替え、ウェルカムドリンクをいただきながらカウンセリングシート(英語)を記入。
今回は2時間30分にもおよぶボディトリートメント「スピリット オブ イッサン」(7,000THB・約¥22,000)と1時間のフェイシャル「エイジリペア」(4,500THB・約¥14,000)の2つを受けることにしました。
その後案内されたのは、カップルでトリートメントを受けられるトリートメントルーム。
▲ベッドが2つ並べて置いてあり、2人のセラピストさんが同時に施術してくれます。
▲大きなバスタブがありましたが、今回は軽くシャワーだけ浴びてスタンバイ
▲アメニティーはホテルと同じものにプラスしてスパオリジナルアイテムも用意されています
ミントと花びらを浮かべた足湯に浸かりながらセラピストさんが簡単な英語で各トリートメントの説明してくれます。なお、施術は「ボディトリートメント→フェイシャルの順で行われる」とのことでした。
|ツルすべ肌と軽やかな身体が蘇る極上のボディトリートメント
まずはボディトリートメント「スピリット オブ イッサン」。内容は、ボディスクラブ、ボディラップ、ヘッドマッサージ、オリエンタルバンブーマッサージとなります。
ボディスクラブは黒餅米、粗びきコーヒー豆、タイ米を使ったデトックス効果の高いソープを使用。スクラブが終わるとそのまま全身にラップを巻き、ソープに含まれたオイルを身体に浸透させていきます。ザラザラのソープをシャワーで洗い流すと肌はツルツルすべすべに。その後、タイ発祥のバンブーマッサージに基づいたオリジナルの「オリエンタル バンブー マッサージ」を受けます。リズミカルな動きと心地良い刺激で身体の緊張が徐々にほぐされていくのを実感。施術後は身体がグッと軽くなり、マッサージ時に使用されたオイルによってさらに肌が滑らかになった印象です。
このボディトリートメントの後はデトックスジュースで小休止。ジュースを飲み終わる頃にセラピストさんが再び入室し、フェイシャルトリートメントへ移ります。
|丁寧なフェイシャルトリートメントでつややか&もっちり肌に
続いてはフェイシャルトリートメント「エイジ リペア」。こちらのメニューは肌の修復はもちろんのこと、エイジングや乾燥などの肌悩みに効果があるというものになります。内容はクレンジング、エクスフォリエーション、リンパマッサージ、フェイシャルマスク(2回)、スカルプマッサージと盛り沢山。
天然のインカインチオイルとカラマツのエキスを使用したコラーゲン配合のトリートメントオイルを使用して肌のハリを整えつつ、毛穴を引き締めていきます。背術後は肌がもっちりとして、ほんのりとツヤをまとったような印象に仕上がりました。
|施術の余韻とともに優雅なリラックスタイム
2つのトリートメントが終わると、リラクゼーションルームへ案内されます。
▲足を伸ばせるゆったりソファが並んでいます
施術後にピッタリの身体に良さそうなフィンガーフードとお茶で、身体に必要な栄養素をすみやかにチャージ。フィンガーフードは、タイらしくピリ辛タイプのものと自家製グラノーラの2種類からチョイスできます。
また、コーヒーやお茶も用意されているので、施術の余韻に浸りながらゆったりと身体を休めましょう。
なお、今回はオイルを使用するトリートメントだったので使用しませんでしたが、サウナやジャグジーなどの施設もあるので贅沢に1日使ってスパを愉しむのもオススメです。
この“予約困難”とも言われている「ザ・オリエンタル スパ」ですが、宿泊ゲストなら優先して利用できます。チェックイン後にレセプションや部屋付きのバトラーの方に相談すれば、希望に合致したメニューをバッチリ予約できますし、少々語学が不安な方もレセプションに日本人コンシェルジュもいるので相談しやすいはず。ぜひ極上のリラックス時間を満喫して、旅の疲れはもちろん、日頃から溜まっている疲れも一気に癒してみてくださいね。<text:yoko photo:beauty news tokyo編集部>
2019/06/02| TAGS: beauty
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