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夏の夜空を彩る人気花火大会オススメ3選

この夏こそ“生で”見たい!夏の夜空を鮮やかに彩る【人気花火大会】オススメ3選

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日本の夏の風物詩といえば…やっぱり夏の夜空を鮮やかに彩る花火。目を釘付けにする派手な打ち上げ花火はもちろん、ゆっくりと消えていった後に感じる余韻も素敵なものです。そこで今回は日本各地で行われている花火大会の中でも、ぜひ一度は“生で”見たいオススメの【人気花火大会】を3つ厳選して紹介します。

 

 

 

|日本三大花火の1つ「長岡まつり大花火大会」

 

日本で最も有名な花火大会とも言えるのが新潟県長岡市にて開催される「長岡まつり」の中で行われる「長岡まつり大花火大会」です。

 

 

信濃川の河川敷で上げられる花火の見応えは日本トップクラス。日本全国から人が集まる理由も一度観覧すれば納得できます。特に広く打ち上げられる「復興祈願花火フェニックス」の数分間にも渡って上がり続ける様子には、ただただ見入ってしまうこと間違いなしです。

 

 

このプログラムは2004年に起こった自然災害(地震・水害・豪雪)からの復興を祈って上げられたのが始まり。そういった災害にも負けずに何度でも復活する長岡の力強い姿がそのまま花火となり、夜空を彩るのです。観覧の際はそんな歴史も踏まえて見てくださいね。

 

 

またフェニックス以外にも特大の正三尺玉であったり、大規模なナイヤガラ花火であったりと、様々な見所があるのであっという間の2時間となるでしょう。

 

 

長岡まつり大花火大会

2019年8月2日(金)、3日(土) 打上時刻(予定):19時20分~21時10分 ※雨天時:小雨決行、荒天時の順延日は未定 https://nagaokamatsuri.com/

 

 

 

|関西で屈指の人気「びわ湖大花火大会」

 

ご存知、日本一の大きさを誇る滋賀県の琵琶湖上で開催される「びわ湖大花火大会」は琵琶湖南部に位置する大津市中心部で開催される花火大会。関西地方でも屈指の人気を誇っています。

 

 

人気の理由は湖上という打ち上げ場所の利点を最大限活用しているから。左右に広く打ち上げられ、湖岸から見ていると目の前いっぱいに花火が開いてかなりの迫力を感じることができます。

 

 

特にフィナーレは目の前の夜空を埋めつくさんばかりの花火が一斉に打ち上げられ圧倒されること間違い無し。立地的に大津駅周辺のメインの観覧場所は混雑が凄まじいことからフィナーレ前に立ち去るという方もいますが、それを鑑みても最後まで見てから帰路につくことを強くオススメします。

 

 

2019 びわ湖大花火大会

2019年8月8日(木)19時30分~20時30分 ※小雨決行 https://www.biwako-visitors.jp/hanabi/

 

 

 

|手筒花火発祥の地で見る「炎の祭典」

 

上記2つの花火大会とは一風違った趣向の手筒花火を愉しむなら、愛知県の南部に位置する豊橋市で開催される「炎の祭典」がオススメ。

 

 

この豊橋市は手筒花火の発祥地。花火といえば打ち上げのイメージが強く、迫力があるのは打ち上げの方と思われがちですが、手筒花火の迫力も負けてはいません。人が持ったまま、約10mにもなる炎が立ち上る瞬間は見ている方も少し不安になる緊張の瞬間。そして、火の粉を浴びながら竹筒を持つ姿はとても勇壮です。

 

 

さらに“ハネ”と呼ばれる一本の手筒花火が終わるタイミングも見どころの1つ。「ドカン!」と大きな爆発と共に迎えるその瞬間の迫力は何とも形容しがたいものがあります。

 

 

この手筒花火が横にずらっと10本近く並ぶ「炎の祭典」。一斉に着火し煙が出て、どんどん“ハネ”が決まっていく迫力をぜひ体感してみてください。

 

 

第24回 炎の祭典〜炎の舞〜

2019年9月14日(土)、15日(日) 両日とも開場17時、終演19時30分(予定) https://www.toyohashi-cci.or.jp/event/honoo.php

 

 

多くの人で賑わう花火大会は、混雑が苦手な方にとっては「あまり県外に行ってまで見たくない…」と思うかもしれませんが、その一瞬の風情と迫力は忘れられない思い出の1つとなるはず。

 

 

ぜひ今夏は思い切ってまだ訪れたことのない花火大会の観覧に出かけてみてくださいね。<text&photo:岡本大樹>


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