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透き通る日本一の水に癒される旅。青の絶景を始めとする【高知県内陸部】の魅力

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そんな仁淀川の下流エリアでぜひ食べてほしいのが、高知県いの町のご当地グルメ「ツガニうどん」です。

 

 

カニの半身がそのままうどんの上に載っているビジュアルはかなりのインパクト。このツガニという蟹は正式には“モズクガニ”と言い、日本各地で様々な地域名を持つ蟹で、とても美味しいダシが出ることで有名なのですが、このツガニうどんは、そんなツガニの旨味を深く味わうのにピッタリの一杯となっています。ただ、ツガニの収穫時期は夏から初冬くらいの季節限定なので、訪問の時期には注意してください。

 

 

さらに、お店の裏手には仁淀川の美しい流れを見られます。下流域になるので安居渓谷などとは少し違った見え方ですが、その深い青さはとても印象的。お店からも見えているので、仁淀の自然を感じながらの食事をオススメします。そんなツガニうどんの名店として知られるのが「あおぎ」です。高知市内から安居渓谷やにこ淵に向かう途中の国道194号線沿いにあるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

 

 

 

|「四国カルスト」の雄大な景色を堪能

 

仁淀川からさらに高知県の内陸部に向かって進むとたどり着くのが、雄大な自然景観を愉しめる「四国カルスト」です。

 

 

その名前の通りカルスト台地が広がっており、ドライブするだけでも気持ちがいい絶景スポットとなっています。秋には一面のススキの平原が広がり、季節ごとそれぞれの魅力を感じられる場所。

 

 

 

放牧された牛や大きな風車が置かれているのも、牧歌的な雰囲気を作り出すのに一役買っています。標高が約1,400mととても高く、夏は平地よりもかなり涼しく過ごすことができると人気の場所です。

 

 

高知県は首都圏からのアクセスがいいとは言えませんが、その分手つかずの大自然が多く残っている場所。ぜひそんな高知で自然の恵みを感じる旅を愉しんでみてくださいね。<text&photo:岡本大樹>


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