映画「かもめ食堂」を再見しました。
フィンランドの首都ヘルシンキの食堂を舞台にした
日本人女性オーナーと日本人観光客や在住のフィンランド人との交流の物語。
世界地図を広げて「目をつむって指を指した場所に行こう」と決めて
フィンランドにやってきたミドリさんという中年女性が映画の中で登場します。
最初はオドオドしているように見えた彼女ですが、
馴染みのない土地で様々な体験を通して、たくましくなっていきました。
「旅は人生を強くする」と私は思っています。
よくあるとは言わないけれど、人生では突然仕事がなくなったり、
突然親の介護が入り込んだりなど、想像していなかったことが起きるものです。
ただ、いざ、起きた際、一瞬はオロオロしても、
「1つずつクリアしていけば前に進む」という基本的な考え方は旅が教えてくれたように思います。
「ここまでどうやって行くんだ?」「ホテルどうする?」「何を食べる?」「お金は大丈夫か?」
1つずつ解決して旅を作っていくのです。人生と同じように。
旅に慣れておくと人生の中で何かに遭遇した時も
「こう来たか」と焦らずに受け止めることができる……
と、まぁ、書くのは簡単で実際は難しいんですけどね。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>
2019/08/17| TAGS: lifestyle
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