食べ過ぎやちょっとした気の緩みで、すぐにたるんでしまうお腹。食欲の秋を迎えた今こそ、お腹のぽっこり具合やウエストのたるみが気になった時に手軽に行える簡単習慣をチェックしておきたいところです。そこでオススメしたいのが、座ったまま捻るだけでOKのピラティスの簡単エクササイズ【エルボトゥーニープレカーサー】です。

 

 

 

【エルボトゥーニープレカーサー】

 

あぐらをかいたまま簡単にできるエクササイズで、腹筋を意識しながらゆっくりと左右に体を捻ることで「腹斜筋」に働きかけてくびれ作りを目指します。また、背筋をまっすぐにキープしながら行うので体幹を強化。代謝UP効果も期待できるのも魅力です。

 

 

（１）床にあぐらで座って背筋を真っ直ぐ伸ばして骨盤を立て、お腹に力を入れて両手を頭の後ろにセットする

 

▲肘はできるだけ外に開いて胸を広げ、肩から骨盤までが一直線になるようにします（ニュートラルポーズ）

 

 

（２）鼻から息を吸い、口から息を吐きながら上半身を右に捻る

 

▲お腹から上に向かって順に捻っていくイメージです

 

 

（３）鼻から息を吸い、口から吐きながらセンターに戻って、再び鼻から息を吸って、口から息を吐きながら左に体を捻る

 

 

 

（４）鼻から息を吸い、口から息を吐きながらセンターに戻る

 

 

 

効果をきちんと得るためのポイントは「頭と肩がお腹より先に回らない」こと。上から捻ると、上半身が左右に傾き、コアに効きません。また、最後に肩と頭が横に向くように「まずはお腹から捻っていく」ことを心がけましょう。また、捻っていくうちに肘が内側に入ってしまいがちですが、「必ず肘は外側をキープしておく」ことにも注意してください。

 

 

あぐらをかいた姿勢で行えるので、TVを観ながらなど“ながら運動”としてできるのが魅力です。ぜひ習慣に採り入れて、悩みのないくびれを備えたスッキリお腹を目指しましょうね。＜text：ピーリング麻里子　photo：カトウキギ　ピラティス監修：KEI（ゼロヨガ インストラクター／インストラクター歴３年）＞