観光名所や名作を収蔵した美術館を訪れたり、ショッピングにカフェに立ち寄ったりとやりたいことが盛りだくさんのフランス・パリ。ガイドブックを片手にメトロに乗ってあちこち巡るのも愉しいものですが、滞在日数に限りがあるなら現地に詳しいガイドさんと一緒に巡るのが一番。
それでは、前回の《ランチ編》に続いて、日本語堪能なパリジェンヌ、コラ・ソレーヌさん(以下、ソレーヌさん)とともに、パリらしいお洒落アイテムを探しにショッピングに出かけてみます。
|ストリート系の最先端モードを探すなら「NOUS(ヌー)」へ
まずソレーヌさんと向かったのが、伝説的なセレクトショップ「コレット」の元スタッフが立ち上げたというコンセプトショップ「NOUS(ヌー)」。
CHANEL(シャネル)の本店など高級ブティックが建ち並ぶカンボン通りに位置し、衣料だけでなく、CDや本、香水などの香りのアイテム、時計などの服飾雑貨など厳選したアイテムを集めたハイセンスな空間です。
ストリート系のユニセックスなデザインのアイテムを主に扱っているので、スタッフさんも全員モードのエッセンスを絶妙に加えたお洒落カジュアルな雰囲気。
きれいめでフェミニンなファッションが好きな方だと求める雰囲気とは合わないかも知れませんが、スニーカーやアクセサリーなどアクセントの効いたアイテムを探すならオススメのショップと言えるでしょう。
▲バンダナ生地を使用したトートバッグ(1枚・50ユーロ)をはじめ、センス抜群の小物類はお土産にオススメ
|お洒落セレクトショップの代表格「MERCI(メルシー)」へ
続いて向かったのが、パリのお洒落セレクトショップの代表格、北マレ地区にある「MERCI(メルシー)」です。ガイドブックなどにもよく紹介されていますし、衣料品から生活雑貨まで幅広く取り扱っているので、お土産探しにも重宝します。そこで混み合う店内の中、ソレーヌさんに手伝ってもらいながらお土産選びをしてみました。
お土産に一番人気の“MERCI”ロゴが入ったアイテムの中でも特に人気を集めているのがロゴTシャツ「色合わせが可愛い!」とソレーヌさんと一緒に選んだのがこの3点。
▲ブラウン(ロゴ)×ブルー、ブルー(ロゴ)×ラベンダー、パープル(ロゴ)×イエローの3パターン。価格は約¥6,000/枚
そしてもう1つお土産として選んだのが、日本製のスポンジをはじめ世界各国から厳選した生活雑貨をコーナーで見つけた“made in france”のネットでできたエコバッグ。「私のおばあちゃんもマルシェに行く時に使っていた」というソレーヌさんオススメの一品です。
▲フランスのFILT社のもので、大サイズ2色、小サイズ3色をセレクト
「せっかくフランスでお土産を購入するなら、ぜひ“made in france”のものをセレクトしてほしい!」とソレーヌさん。日本と同じように、最近では外国製のフランスお土産も増えているそうです。少し細かい点ではありますが、ぜひお土産を選ぶ際は抑えておきたいポイントです。なお、「MERCI」はカフェやレストランも併設しています。
ぜひ、ランチやディナー、ショッピングの合間に利用してみてくださいね。
|コレクションブランドを中心に取り扱う老舗セレクトショップ「L’ECLAIREUR(レクレルール)」へ
続いて向かったのは、マレ地区のパリ3区セヴィニェ通りにある老舗セレクトショップ「L’ECLAIREUR Sévigné(レクレルール セヴィニェ)」。1980年にシャンゼリゼ通りにオープンし、1990年にマレ地区に移動してきたそうで、コレクションブランドを中心にしたユニークなセレクトで人気のショップです。
▲訪れた際に店頭にディスプレイされていたのはグッチのワンピースとヨウジヤマモトのセットアップでした
まず目を奪われたのが、入口すぐにディスプレイされていた香りアイテム。
天然石に好きな香り(別売のスプレー)を吹きかけて楽しむ香りアイテムで、天然石を入れた黒のブロンズの器のデザインがとてもお洒落です。また、通りに面したスペースだけでなく、建物奥には広い売場があり、セレクトされた沢山の洋服や雑貨が素敵にディスプレイされています。
アイテムのセレクト幅も広く見応えがあるので、ぜひ訪れてみてください。
|マレ地区に来たらアンティークショップも見逃せません
最後にソレーヌさんが連れて行ってくれたのが、同じマレ地区にあるアンティークショップ「Le Cygne Rose」です。
▲こちらのマダム(オーナー)と息子さんの2人だけで経営している小さなショップ
店内には所狭しとヴィンテージのファッションアイテムがディスプレイされていて、「ここでしか見つけられない貴重なアイテムが沢山あるんです」とソレーヌさんもイチオシ。一点物の特別なアイテムを見つけることができます。
1つ1つのアイテムが作られた当時のファッションの流行やスタイルもマダムが丁寧に教えてくれるので、自分だけのスタイル作りをしたい方、人と同じものを着るのが苦手な方こそ、ぜひ足を運んでみてください。
今回紹介したショップを訪れてみて感じたのは、やはりフランス語でのコミュニケーションの方が圧倒的にショッピングを満喫できるということ。ショッピングの時間をより有意義なものにするためにも、ソレーヌさんのような日本語堪能でファッションにも詳しい現地ガイドさんを見つけて、一緒に訪れてみてくださいね。<text:yoko photo:beauty news tokyo編集部>
▶︎日本語堪能なコラ・ソレーヌさんをガイドに自由にアレンジしてパリ観光を愉しめるツアー
2019/10/27| TAGS: fashion
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