“ダイエットに効果大!”とされているドリンクは数あれど、その中で特に「痩せ効果が高い!」と話題になった【防弾コーヒー】。シリコンバレーの実業家、デイヴ・アスプリー氏が考案したブラックコーヒーにバターとMCTオイルを入れたドリンクで、アスプリー氏自身もこのドリンクで約50kgの減量に成功したと言います。
|高カロリーなはずなのに、なぜダイエットに効くの?
ブラックコーヒーにバターとオイルを入れると、普通にブラックコーヒーを飲むよりも明らかに高カロリーなはず。では、なぜダイエットに効くのかというと、「朝食代わりに摂取する」という飲み方に秘密があります。
飲み物である防弾コーヒーでカロリーを摂る代わりに、食べ物を摂らないことで内臓を休ませてデトックスを促す。つまり“ファスティング”の効果を期待できるのです。また、炭水化物(糖質)を摂る代わりに良質の脂質を摂ることで効率的な脂肪燃焼も期待できると言われています。ちなみに味についてはまろやかで濃厚。ブラックコーヒーが苦手という方でも飲めそうな印象です。
|作り方と材料選びのポイント
防弾コーヒーの材料と作り方は下記。作り方はいたってシンプルですが、“材料にこだわること”がポイントになります。
|材料| ブラックコーヒー:1〜2杯分、良質の無塩バター:大さじ1〜2、MCTオイル:大さじ1〜2杯
|作り方| 熱いブラックコーヒーを入れ、ミキサーにブラックコーヒー、バター、MCTオイルを入れて混ぜ合わせる
注意すべきは“使用するバター”。アスプリー氏は「グラスフェッドバター(無塩)」を推奨しています。グラスフェッドとは“牧草を食べて育った”という意味で、中性脂肪やコレステロールを下げる効果を期待できる不飽和脂肪酸が含まれているのが特徴です。ちなみに日本で販売されている一般的なバターは穀物を中心に食べて育った牛の「グレインフェッドバター」で、摂りすぎると中性脂肪の増加の原因にもなる飽和脂肪酸を含んでいることから防弾コーヒーの材料としてオススメできません。
また、“MCTオイル”は中鎖脂肪酸のことで水になじみやすく、他のオイルよりも分解スピードが早いため脂肪をエネルギーに変換しやすくしてくれる特徴があり、腹持ちも良いとされています。このMCTオイルの代わりに、同じ特徴を持つココナッツオイルを使用するのもアリです。
朝食を防弾コーヒーに置き換えるダイエット法は、現在トレンドの1つとなっている「低炭水化物+高脂肪ダイエット」の原理を活かしたダイエット法と言えます。もちろん体質・体調によっては体に合わない場合もあるので、気になる方は自分の体と相談しながら試してみてくださいね。<text:kanacasper(カナキャスパ)>
2019/10/19| TAGS: beauty
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