食事を管理することはダイエットと切り離せませんが、糖質や脂質を制限することからストレスも溜まりやすいのが現実。そこでいま「続けやすい!」と注目が高まっているダイエット法が【フードシナジーダイエット】です。簡単に説明すると「食べ合わせを気をつけることでダイエットにつなげよう!」という方法で、食べ合わせだけ気を付ければ他は何も考えずに普段の食生活をするだけでOKというものです。そんな一見すると嬉しいダイエット法、早速気になる内容をチェックしてみましょう。
|“食べ合わせを気を付けるだけ”でOKのダイエット法
フードシナジーダイエットは一般的な糖質や脂質を制限する方法ではないので、苦しい、辛いなどのネガティブなイメージが付きにくく、継続しやすいとされています。
また、一般的にダイエット中は栄養が偏ってしまって、「痩せたくないところまで痩せてしまう」、「肌ツヤが悪くなる」といったデメリットも生じやすいですが、食べ合わせを考えるだけで効果を実感できるので、よりヘルシーにダイエットできるでというメリットが得られやすいのが特徴です。
|代表的な食べ合わせの例は?
では具体的に「どんな食べ合わせがいいの?」と気になるところ。フードシナジーダイエットでは以下のような食べ合わせがオススメされています。
・焼肉を食べるなら
お肉を食べる前にキムチを摂取しましょう。キムチは発酵食品で乳酸菌を多く含むので、その後の食事の脂肪燃焼効果が高まるとされています。
・スイーツを食べるなら
抹茶や豆乳といったドリンクを一緒に摂りましょう。抹茶に含まれるカテキンや豆乳に含まれるイソフラボンなどの成分により、糖分・脂質の吸収の抑制効果が期待できます。ただし、ドリンク自体に加糖されている場合はスイーツを食べる量に気をつける必要があります。
・ピザやパスタなどイタリアンを食べるなら
オリーブオイルを一緒に摂取しましょう。オリーブオイルには、腸内で善玉コレステロールを増やす働きがあるので、お腹の調子を整え、体内で炭水化物が脂肪に変換されるのを抑制してくれる働きを期待できます。
ただし、唯一にして最大の注意点は「食べ過ぎない」ことです。どれだけ食べ合わせに気を付けていても、食べ物(カロリー)を摂取していることに変わりはありませんので、解放感や手軽さゆえについつい食べ過ぎてしまうと効果は得られなくなってしまいます。また、このダイエット法は、あくまでも身体づくりや有酸素運動や筋トレのサポート的な位置づけとして捉えておくことも大切。フードシナジーダイエットだけに頼らず、よりヘルシーに痩せるためにも、定期的に運動するなど生活習慣を改めることも必要です。
このように食べ合わせに気をつければ何でもたくさん食べて良いというわけではありませんが、「食べたいものを我慢しなくて良い」なら比較的続けやすいはずですし、これを習慣になってしまえばリバウンド回避だって叶うはず。ぜひ厳しい食事管理は自分に向いていないと感じている方は、運動もきちんと取り入れながらトライして“キレイ痩せ”を目指していきましょうね。<監修:山田百香里(管理栄養士・1級フードアナリスト)>
2019/11/27| TAGS: beauty
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