お土産選びは旅の楽しみの1つ。友達や家族へのプレゼントはもちろんのこと、思い出を持ち帰るように“自宅用”も忘れず購入しておきたいところです。でも、初めて訪れた場所で、沢山の選択肢から「コレ!」というものを選ぶのはなかなか難しいもの。特に人気の旅先の1つベトナム・ハノイは安価でお土産を購入できる反面、現地ガイドさんによれば「まだまだ偽物やコピー品も多い」そうで、見た目や価格だけを判断の基準にできません。そんな中で“当たり”だったお土産と、ちょっと残念だったお土産を紹介します。
|べトナム土産の定番“バッチャン焼”
「ベトナム・ハノイ1日ツアー」でも訪れたバッチャン村で生産される“バッチャン焼”はベトナム・ハノイのお土産の定番。バッチャン村には日本語の看板を掲出するお土産店が多数。その中で、現地ガイドさんが連れて行ってくれたお店は、アンティークの一点物から新作まで幅広く取り扱っているお店でした。
▲左:丸皿(直径約15cm) 約¥1,800、右:豆皿 約¥800
まずは“自宅用”として購入した2種類のお皿。手描きで描かれた蓮の模様が可愛かったので、絵柄を揃えて購入しました。ただし、同じ絵柄でも多少物によって色味の差がある場合があるので、セレクトは慎重にするのがオススメです。
▲正方形の豆皿 約¥1,000
こちらは友達へのお土産として購入したベトナムらしいアオザイ柄とバッチャン焼定番のトンボ柄の豆皿。豆皿は使い道もいろいろなので実用的なお土産と言えます。
ちなみにハノイの5つ星ホテル「JW・マリオット・ホテル・ハノイ」のカフェラウンジでも“バッチャン焼”が販売されています。
▲コーヒーカップ 約¥900
コーヒーカップはフィルターとセットになっています。価格もバッチャン村のお土産ショップで販売されているものとほぼ変わらないというのも驚きでした。
ところで、こちらは世界各地のスターバックスで販売されいるご当地マグカップのベトナム・ハノイバージョン。
▲スターバックスのご当地マグカップ 約¥1,400
内側は水色一色、表にはハノイの代表的な観光スポットがデザインされています。さすがにバッチャン焼ではありませんが、ベトナムに来ないと購入できないのでお土産としてこちらも喜ばれること間違いなしです。
|ベトナム土産の代表選手“チョコレート”
各国色々なお菓子がありますが、比較的どこの国のものでも美味しく、持ち帰りもしやすいチョコレートはお土産の代表選手。ベトナムでは高級板チョコとして人気の「MAROU」のチョコレートが一番人気になります。
高カカオのチョコバーで、フレーバー付だったりシングルオリジンのものがあったりとバリエーションも豊富なのが魅力。特に“Tree to Bar”系のチョコレートが好きな方へのお土産にオススメです。ただし、こちらも購入する場所によって価格が大きく違うので注意が必要になります(実際、私は少々高値で購入してしまいました)。
変わり種のチョコレートとしてオススメなのが、「JW・マリオット・ホテル・ハノイ」のパティスリーで販売されていたこちら。
▲リップスティック チョコレート 約¥700/本
一見リップですが、リップではなく中身はストロベリーフレーバーのチョコレート。見つけた時は、思わずショーケースを二度見。かなりリアルで面白いので、ちょっと高額ですがコスメ好きの友達へのお土産にいかがでしょうか?
|エレガントなベトナムシルク製品も要チェック
人気のベトナムシルクの製品は「JW・マリオット・ホテル・ハノイ」内のベトナムシルク専門店「 LUXURY SILK」で購入。街中のお土産ショップよりは少々お高めの価格帯でしたが、エレガントな色使いやデザインの製品が取り揃っていました。
▲ベトナムシルク専門店「 LUXURY SILK」。店頭に色鮮やかなベトナムの民族服“アオザイ”がディスプレイされた店内は高級感たっぷりの雰囲気
ちょうど“2BUY1FREE”(2つ購入すると1つサービスで貰える)のキャンペーンも実施中でお得にショッピングできました。購入した物がこちらです。
▲リバーシブルシルクスカーフ 約¥8,500
こちらのスカーフはかなりの大判。シンプルなワンピースにフワッとかけるだけでベトナムチックな装いに仕上がります。ちょっとおめかししてディナーなどに出かける時にオススメです。
▲正方形シルクスカーフ 約¥4,000/枚
お土産にオススメなのが使い回しの効く正方形のシルクスカーフ。“2BUY1FREE”だったので、大判のリバーシブルシルクスカーフと一緒に1枚購入して、さらにもう1枚正方形シルクスカーフをゲットしました。
▲高級感のあるボックスに入れてもらえるのも嬉しいポイント
|こちらもオススメ!ハノイ市街で見つけた愛らしいお土産たち
ハノイ市街で購入するなら、愛らしい見た目の“使える”アイテムを。まずオススメが刺繍のデザインが豊富なミニポーチ。
▲刺繍入りミニポーチ 約¥220/枚 ※購入したお店では5点購入すると1点サービスしてくれました
一般的にお土産ショップでは小分けにする袋はついてこないことが多いので、刺繍入りのミニポーチにお土産を入れて渡すと喜ばれそうです。
また、ユニークなプリントのオーガニックコットンのTシャツもオススメ。
▲パグプリントTシャツ(2種) 各約¥2,000。 ハノイ大教会の近くにあるTシャツ専門店「SO GOOD」にて購入
街中を散策中に思わず足を止めてしまったユニークなTシャツは、「1枚だといくらだけど2枚だと◯%OFF…」というように、枚数をまとめて購入すると1枚当たりの値段を下げてくれます。ベースのTシャツもオーガニックコットン100%で着心地も抜群です。
|本物の味を知っておかないと微妙?! 失敗してしまったお土産は?
ベトナムには様々な食品のお土産がありますが、購入してみて「失敗したかも?!」と感じたお土産がこちらの2つ。
まずは「日本で飲むと1杯¥5,000はする」とも言われ、世界一高価なコーヒーとされる“コピ・ルアク”(ジャコウネコの体内で発酵した豆を焙煎したコーヒー)。
▲コピ・ルアク(左:豆タイプ 右:粉タイプ) 各約¥5,500 ※購入したお店では5点購入すると1点サービスしてくれました
「日本で買うよりも断然安いし、喜ばれるのでは?」と味を確かめずに購入してしまったのですが、帰国して試してみたところ人によって好みが分かれました。特に粉タイプはベトナムコーヒー用にかなり細かく挽いてあるので、一般的なコーヒーメーカーで淹れるには適していません。ベトナムコーヒー用のフィルターを使用して濃いめに淹れる必要があります。
そして、もう1つがベトナムの家庭で最も親しまれている蓮茶。「香りが良くて美味しい」とお土産ショップの方に勧められて購入しましたが、こちらも帰国して試してみたところ人によって好みが分かれてしまい、「もう少し量が少ないものでよかったかな?」と感じました。
▲蓮茶 約¥1,400
コーヒーも蓮茶も、自分で味を知っている、購入してくるように頼まれたのなら良いと思いますが、お土産としてなら“お試し用に少量”が良かったと反省しています。
このように、
・現地ガイドさんにオススメのショップを聞く ※日本人向けのショップだと高めの値段設定されている場合アリ
・「ちょっと贅沢かも」と思うような5つ星ホテルのお土産ショップも覗いてみる
・食品を買う場合は“本物の味”を知っているものだけにして、安いからといって大量に購入しない
というのが、私の感じたベトナム・ハノイでセンスの良いお土産を手に入れるコツ。とは言え、「失敗したなぁ」と思うことも旅の思い出の1つなので、あくまで程々に参考にしてみてくださいね。<text:yoko photo:beauty news tokyo編集部>
2019/12/08| TAGS: JWマリオット ホテル
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