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寒くて室内にこもりがちで「ますます運動不足！」という方は少なくないと思います。冬は溜め込みやすい季節でもありつつ、痩せやすい季節とも言われていますから、ぜひ簡単な運動をプラスしていきたいところ。そこでオススメしたいのが筋肉の動きや呼吸などを意識しながら行うピラティスです。今回はぽっちゃりお腹の凹ませに効く【ティーザー・ピラティス】をチェックしてみましょう。

【ティーザー・ピラティス】

ティーザーとは「V字バランス」のこと。膝を曲げた状態で体を起こしてからお腹の力で脚を伸ばしてV字になって行うエクササイズで、お腹周り全体の筋肉や体幹を効率良く強化できるので、お腹の凹ませや姿勢の改善に効果を期待できます。

（１）床に仰向けに寝て口から息を吸い、鼻から息を吐きながら頭と膝（曲げたまま）を持ち上げる　※意識をお腹に集中させて肩甲骨を後ろに寄せ、肘を真っ直ぐ伸ばし、顎を引きます

（２）口から息を吸いながら（１）の姿勢をキープし、鼻から息を吐きながら膝を上方に伸ばして10秒間キープする　※膝を伸ばすときにお腹を絞るイメージです

（３）口から息を吸いながら膝を戻し、鼻から息を吐きながら膝と頭をおろす

なお、体勢的にキツい方は「後ろに手を着いて体を支えながら行う」形でOKです（下写真）。

“１日あたり３セットを目標”に実践してみましょう。

ピラティスは“回数を多くこなすよりも、呼吸と動きの質が重要”とされています。回数を増やすのは呼吸と動きに慣れてきたてからで十分です。最初は少ない回数でも、楽な体勢でも良いのでぜひ継続させてぽっちゃりお腹の凹ませを叶えて、スッキリとしたボディラインに整えていきましょうね。＜photo：Akihiro Itagaki　ピラティス監修：KANA（ゼロヨガ インストラクター／インストラクター歴３年）＞