いざシェイプアップを決意した時、お腹や太ももなど正面から見えるパーツに意識が向いてしまうものですが、当然のごとく“真横”や“真後ろ”など全方位を引き締めることが重要になってきます。そこで習慣に採り入れたいのが、お腹も背中も一気に引き締め効果が得られるピラティスの簡単エクササイズ【ブレストストローク・ピラティス】です。
【ブレストストローク・ピラティス】
平泳ぎのような動きで行うエクササイズで、「腹筋」や「体幹」はもちろんのこと、背中の「脊柱起立筋」や「広背筋」、二の腕の「上腕三頭筋」と様々な筋肉を一気に強化することができます。
(1)床にうつ伏せになり、両腕を体の側面に添える
(2)息を吸いながら両腕を頭の方へ伸ばす ※意識をお腹に集中させます
(3)息を吐きながら顎を引いて、頭頂部を斜め上に引き上げながら両手を円を描くように大きく回して(1)の姿勢に戻る
この(2)、(3)の動きを“1日あたり10回を目標”に行います。なお、(2)および(3)の時に「顎が上がって身体が反ってしまう」(下写真)と期待した効果を得られないだけでなく、首や腰を痛めてしまうおそれがあります。
実践時は身体が反らないように「常に顎を引いて行う」ことを心がけましょう。
ピラティスのエクササイズは“回数を多くこなすよりも、呼吸と動きの質が重要”とされているので、回数を増やすのは呼吸と動きに慣れてきてからで十分です。最初は目標回数を達成することから始めて、全方位スッキリとしたとほっそりボディを手に入れてくださいね。<photo:Akihiro Itagaki ピラティス監修:KANA(ゼロヨガ インストラクター/インストラクター歴3年)>
2020/02/14| TAGS: beauty
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