【北アイルランド】観光名所からグルメスポットまで。最大都市“ベルファスト”を町歩き

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イギリスを構成している地域の１つでアイルランド島の北東部に位置する北アイルランド。その最大都市・ベルファストは“タイタニックの町”として知られ、世界中から多くの観光客が訪れます。今回はそんなベルファストの町歩きで見逃せない観光名所やグルメスポットを紹介します。

｜ベルファストのシンボル「シティホール」

まず最初に紹介するのはベルファストのシンボルとされている「シティホール」。町の中心地に位置しているので観光の拠点にしましょう。

1906年に建てられたシティホールははルネサンス様式の建築で荘厳な雰囲気ですが、現在は市役所となっていて、内部に自由に入場でき、無料の観光ガイドツアーも行われています。

単純に立地の良さからベルファスト市民の憩いの場としても利用されていて、時期によっては様々なイベントが行われます。

特に12月のクリスマスマーケットの時期には建物前に大きなクリスマスツリーが設置されて、広場にホットワインやカラフルなお菓子のお店などが並び、かなり盛り上がります。

中を歩き回るだけでも十分に愉しめるので、訪問時にイベントが開催中のタイミングなら、ぜひ立ち寄ってみましょう。

｜ロマネスク様式の重厚な教会「ベルファスト大聖堂」

次に紹介するのは町の少し北側に位置する「ベルファスト大聖堂」。シティホールからは徒歩15分程の距離になります。

ベルファスト大聖堂は「聖アン大聖堂」または「セントアン大聖堂」とも呼ばれていて、シティホールと並んでベルファストの町の観光名所。長い年月をかけて1981年に完成し、アイルランド島におけるロマネスク建築の傑作とも言われています。

中はかなり広く、大きな窓に使われているステンドグラスやイギリス最大級のパイプオルガンなど見どころに溢れているので、ゆっくり散策してみましょう。

▲中央付近のガラスの天井に「希望の尖塔」という40mもの長さを誇る尖塔が伸びているので、下から、あるいは外からチェックしてみてください

さらに、入り口すぐの左手頭上にあるモザイク壁画は聖パトリックの布教1500年を記念して作られたもので、見ごたえ抜群。

さらに洗礼堂のドーム型天井にも美しい装飾が施されているので、こちらもお見逃しなく。

｜「Taste and Tour」に参加してご当地グルメを愉しもう

ベルファストは大きな都市ではありますが、歴史ある小さなバーなどが魅力的な町。例えばこちらは「Muriels Cafe Bar」というお店。店内には少し衝撃的な装飾がなされているので、ぜひ実際に足を運んで体験してみてください。

こちらで特にオススメしたいのはジンを使ったドリンク。北アイルランドを含むアイルランド島では、ギネスビールの本場ということもあってビールがよく飲まれますが、ジンの人気もとても高く、ローカルなクラフトジンのメニューもバーでは定番です。

▲ベルファスト産のクラシックジン「JAWBOX」。ジンジャーエールと合わせたカクテルはとても爽やかな飲み口なので、普段はあまりお酒を飲まないという方もぜひ試してみてください

他にも小さいながら人気のお店が町の中にはいくつも新しく誕生しています。こちらはブルーチーズを主力に販売している「Mike’s Fancy Cheese（マイクスファンシーチーズ）」というチーズ専門店。

お店の中には豪快にチーズが並んでいて、もちろんどれもこだわった品質のものばかりです。

日本でもこだわりの“地産地消”や“クラフト〇〇”といったワードがトレンドですが、ベルファストでもそれに似た空気を感じることができ、町歩きに組み込める範囲内でも様々な食の愉しみが待っています。なお、もし自分でお店を探すのではなく、ガイドさんに案内してもらいたいという場合には「Taste and Tour」というベルファストのグルメツアーを申し込むのがオススメ。