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M•A•Cアーティストが解説【2020春夏トレンドメイク】を採り入れるコツ

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前回紹介したM•A•Cが提案する2020春夏トレンドメイクのキールック。でも、「モデルさんだからサマ見えするけど、普段のメイクにどう採り入れたらいいのか?」という疑問も持つ方は少なくないはずです。そこで、キールックの中から今春最も採り入れやすそうなパステルカラー主役の【IMPRESSIONISM】と、パーフェクトスキンが主役の【REALISM】を例に“似合わせのコツ”について、M•A•Cのシニアアーティストの池田ハリス留美子さん(以下、池田さん)に教えてもらいました。

 

 

 

【IMPRESSIONISM】アイシャドウにピンクを使用したときに腫れぼったくならないように仕上げるコツは?

 

▲【IMPRESSIONISM】はソフトでロマンティック、 ルミナスをテーマにオンナらしさを表現するメイクで、パステルカラーやクリームテクスチャーを肌に溶け込ませるようにのせてしあげていきます

 

「パフィーな目元の方だとピンクをのせると腫れぼったくなってしまうことは避けられません。でもピンクを使いたいのであれば、のせ方を見直してみましょう」と池田さん。「例えば、まぶたの内側から外側に向かってじんわりとぼかすように色をのせると立体感が出るようにするだけでも腫れぼったさは軽減できます。その上で、しっかりめにマスカラをしてまつ毛の存在感を主張したり、濃いめカラーを目尻の隣または下まぶたにポイントとしてのせてアクセントを効かせたりと、目元にドラマを作ることで自分に似合う目元に仕上がっていきます」とのこと。実際、池田さんがメイクを担当した2020春夏コレクションでは、ライン系はすべてブラックで統一して、他はすべてピンク系でまとめるというメイクもあったそうです。

 

 

【REALISM】素肌感のあるフレッシュな肌作りを目指したいけど、特にツヤ感を抑えた肌を作るときにのっぺりと老けた印象になってしまうことも。どうすれば避けれますか?

 

▲【REALISM】は素肌と一体化した“パーフェクトスキン”を主役に、骨格を強調したり、 眉に立体感を出したりすることで個性を引き立てるメイク

 

「肌にツヤ感を出すときは、光を拡散させる効果でリフティングされたり、小顔なったりと効果を感じやすい分ツヤ感を抑えるよりも簡単なイメージがあるかもしれません。一方で肌にマットな質感を出すときは2つのことがポイントになります」と池田さん。「1つ目が自分の肌状態に合ったプライマーを使用すること。例えば、少し肌がお疲れ気味であればリフティング効果のあるプライマーを選ぶことで、ファンデーションがより肌にフィットしやすくなって、つるんと感が出てきます」とのことです。

 

そして、「もう1つがファンデーションをのせるときにブラシを2種類以上使うこと」と池田さん。

 

 

「ブラシを変えることで同じファンデーションでも肌の上での質感が変わって、それだけで立体感が出てのっぺり感を回避できます」とのことです。さらに、「眉メイクも大事なポイント」なのだそう。

 

 

「パーソナライズ化がトレンドの今シーズンは毛の流れを感じさせる立体感のある眉作りを心がけたいところです」と言います。立体感のある眉メイクは骨格を整えることに通じるそうなので、ぜひ採り入れてみましょう。

 

 

このように2020春夏トレンドの“パーソナライズ化されたメイク”を実現させるためには、コスメやツール選びはこちろんのこと、アクセントの付け方や質感のコントロール、さらには骨格を整えることが大切になってくることがよく分かりました。ぜひ池田さんの話を参考に、今シーズンは個性を最も表現できる“パーソナライズなメイク”を追究していきましょうね。<text&photo:beauty news tokyo編集部 取材協力:M•A•C https://www.maccosmetics.jp/


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