人生の中において、いい時もあれば悪い時もあります。
旅に出られる時ばかりではありません。
しかし、過去の旅の時間は確実に身体に刻まれ、旅先で得た思考は日常生活にも影響を及ぼします。
たとえば、現在住んでいる岐阜県の田舎町の自宅で縁側に座り、時折、目を閉じるようになりました。
鳥の声や風の音に耳を澄ませるのです。
昨日は雨の音。
タイのチェンマイで目を閉じて自然の音を聞く楽しさを教えていただき、
初めて意識した雨の匂いも思い出しました。
この感覚を味わってからでしょうか。
どこに行っても、どこに居ても、目を閉じ、耳で聞く時間を持つことが習慣になったようです。
時折、そのまま居眠りしちゃうこともあるんですけどね。
それはそれで心地いい。
音楽も同じ。
たいてい旅の際、「今回の旅のアルバム」を1枚決めて、繰り返し聴くことが多いのですが、
これが旅の記憶と一緒に刻まれることが多い。
後々、そのアルバムを聴く、もしくはカフェやバーなどで、その中の曲が流れると
旅の想い出と、そこで考えていたことがふわっと立ち上がってくることがあります。
音で旅を思い返す時間もいいものです。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>
2020/04/04| TAGS: lifestyle
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