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バンコクから日帰りで満喫。歴史と遺跡に触れる【世界遺産・アユタヤ】の旅

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世界遺産としても有名なタイ・アユタヤは、1351年にウートン王によって建都されてから、1767年にビルマ軍の攻撃で破壊されるまでの417年間、アユタヤ王朝の都としてタイの中心であり続けた都市。当時は内陸の交易の中心地として繁栄した古都になります。そんなアユタヤはバンコクからバスやタクシーで1時間〜1時間30分程度でアクセス可能なので、日帰りで十分に満喫できるのも魅力です。

 

 

 

|“寺院めぐり”で古都の歴史と遺跡に触れる

 

アユタヤには数々の寺院があり、いずれも古都としての繁栄の歴史をうかがわせる壮大な建築が魅力。その中からぜひ訪れるべき3つの寺院をチェックしてみましょう。

 

 

(1)アンコール・ワット風の建築は必見「ワット・チャイ・ワタナラーム」

 

アユタヤでもっとも美しい寺院遺跡の1つに挙げられる「ワット・チャイ・ワタナラーム」は、1630年に第24代王・プラサートトーンが亡くなった母を偲んでチャオプラヤー川の西側に建設したという寺院です。

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボジアのアンコール・ワットに似た建築様式で、カンボジアとの戦争に勝利を収めたことを記念して建てられたという説もあります。

 

ワット・チャイ・ワタナラーム(Wat Chai Wattanaram) 住所:Tambon Baanpom, Amphur Pra Nakorn Sri Ayutthaya, Ayutthaya 営業時間:8時〜18時 ※ライトアップは19時〜21時 拝観料:50バーツ

 

 

(2)見どころは世界一大きい“木の根の間に埋まった仏像の頭”「ワット・マハータート」

 

13世紀に建設された重要な寺院の1つ「ワット・マハータート」。廃墟となった現在は、木の根の間に埋まった仏像の頭や、頭部がない仏像、崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台が残るのみとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

ワット・マハタート(Wat Phra Mahathat) 住所:Tha Wasukri Phra Nakhon Si Ayutthaya 営業時間:8時〜18時 ※ライトアップは19時〜21時

 

 

(3)鮮やかなゴールドの布を纏った高さ72mの仏塔が目印「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」

 

1357年に初代ウートン王がセイロン(現スリランカ)に留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院で、遠くからでも一際目立つ鮮やかなゴールドの布を纏った仏塔は高さ72mもあります。

 

 

また、ゴールドの布を纏った涅槃仏(寝た状態の仏像)も必見ですよ。

 

 

 

 

 

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン(Wat Yai Chai Mongkon) 住所:Khlong Suan Phlu Phra Nakhon Si Ayutthaya Amphoe Phra Nakhon Si Ayutthaya 営業時間 :8時〜17時 無休 拝観料:20バーツ

 

 

この他にも数多くの寺院がアユタヤには点在しています。ぜひ時間の許す限り“寺院めぐり”を愉しんでみましょう。

 

 

 

|日本人との関わりも深いアユタヤの名物グルメは?

 

そして、アユタヤに来たら食べたい名物グルメが「川エビ」。名前の通り川で獲れるエビで、川で獲れるエビということで小さめサイズとイメージしてしまいますが、かなり大きいのが特徴です。

 

▲クルンスリ リバー ホテル (Krungsri River Hotel))のレストランで提供している「川エビのグリル」

 

お値段は日本円で1尾¥5,000前後と少々お高め(エビのサイズによって値段は変動)ですが、プリプリの食感と濃厚な味わいは絶品なので、ぜひ味わってみましょう。

 

また、アユタヤは日本ととても関係が深いスポットで、かつては日本人町も栄えていた場所。最盛期には1,000人以上の日本人がアユタヤで暮らしていたと言われています。

 

 

 

 

 

現在でも日本人町の歴史資料や名残をさまざま見ることができるので、ぜひ訪れてみましょう。

 

日本人町跡(Japanese Settlement) 住所:Kamang, Phra Nakhon Si Ayutthaya, 13000 開園時間:8時〜17時 ※無休 入場料:50バーツ

 

 

バンコクからアユタヤまでは、鉄道やタクシーを利用するのが主な手段になりますが、個人で出かけるには少々不安という方にはツアーに参加するのがオススメ。ほとんどの日本人向けツアーが宿泊先のホテルの送迎も行ってくれるので、効率良く観光できます。ぜひ訪れた際はじっくりとアユタヤの歴史と遺跡が醸すロマンに浸ってみてくださいね。<text:beauty news tokyo編集部 photo:本城直季>


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