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ピーリング麻里子

長時間のデスクワークや運動不足によって筋肉は凝り固まってしまうものですが、中でも肩周りのコリや不調に悩まされている方は少なくないと思います。それを放置してしまうと自然と首をすくめたような姿勢になってしまい、重見えにもつながりかねません。そこで習慣に採り入れたいのが、俗にいう四十肩・五十肩の原因とされる「三角筋」をほぐす簡単ストレッチです。

｜ほっそり印象の肩周りに導く簡単ストレッチ

（１）背中を真っ直ぐにして正しい姿勢で椅子に腰をかける

（２）片方の二の腕をもう片方の手で掴む

（３）体を真っ直ぐにキープしたまま、二の腕を手で身体側に引き寄せて15秒間キープする

▲腕を引き寄せる方向は、斜め下（上写真）、真横、斜め上の計３方向。それぞれの位置で15秒間キープします

腕を変えて反対側も同様に行い、“左右各３セットを目安”に実践します。なお、期待する効果をしっかり得るためにも「手でしっかりと二の腕で引っ張ること」がポイント。腕の伸びはもちろんのこと、肩甲骨の筋肉も深く伸びていることを感じてください。なお、腕を引っ張ることだけに集中して、上半身が曲がったり、傾いてしまうと効果は得られないので注意しましょう。

三角筋は普段の生活ではあまり動かさない筋肉の１つですが、ストレッチを採り入れるだけで肩の軽さを感じられるようになり、姿勢も改善されて好印象なほっそりボディのキープにもつながっていきます。慢性的に肩の不調を感じる方、肩の位置が上がって首をすくめた姿勢がクセになっている方こそ、ぜひ習慣にしてみてくださいね。＜text：ピーリング麻里子　photo：カトウキギ　ストレッチ監修：金井俊記（Dr.ストレッチグランドトレーナー／トレーナー歴６年）＞