リンパマッサージは湯船にしっかりつかって体を温めた後に行うのがオススメです。なお、筋肉の疲れやセルライト解消のために行うマッサージではありませんので、リンパを傷つけることのないよう「強く力を入れすぎず、肌を擦る程度の力でリンパを優しく流すようなイメージで行う」のがポイントになります。
(1)足裏→足指→足の甲→くるぶし
マッサージオイルやクリームを適量手に取って足裏をほぐします。次に足指を一本ずつつかみ、つま先の方向に向かって伸ばします。そして、1本ずつギュッっとつまんで血の流れを止めて数秒待ったら、ぱっとつま先方向に弾くように引っ張りながらすばやく離します。足の甲の骨のくぼみに沿って、足指側から足首方向にリンパを流すようにマッサージ。最後にくるぶしの周りもほぐします。
(2)太ももの外側→膝裏
股関節をこすって摩擦で温めます。その後、右脚を立てて太もものつけ根部分を、右手で外側から股の方向へ向かってリンパを流していきます。老廃物を外側→内側へ流してあげるイメージで10回ほど繰り返します。左脚も同様に行います。続けて膝裏のリンパ。押すと痛い部分を指で軽く刺激します。硬くなっている人は老廃物が溜まっている可能性大。その後は両手を使って手のひらで太ももの後ろからお尻に向かってリンパを流します。
(3)太ももの内側
右脚だけあぐらをかく要領で膝を床につけます。両手を重ねて膝から脚のつけ根向かってリンパを流していきます。左脚も同様に行いましょう。
(4)脚のつけ根
右脚を立てて、両手の手のひらを交互に内ももの膝近くにおき、股関節に向かって流し込んでいきます。太ももに溜まった老廃物を、最後にすべて流し切るというイメージで10回繰り返します。左脚も同様に行って終了です。
すべての工程を順番通りに行うのが理想的ですが、「時間がない!」ときは入浴時(湯船に浸かっているとき)に軽くマッサージをして、膝裏や脚の付け根のリンパを刺激してあげるようにしましょう。
エクササイズやマッサージを根気よく続けることで、徐々に筋肉質すぎず程良い柔らかさを感じるオンナらしいレッグラインに変化していくのを実感できます。ぜひ、憧れのしなやかな細脚を目指して習慣化してみてくださいね。<ピラティス監修:KANA(ゼロヨガ インストラクター/インストラクター歴3年)>
2020/06/10| TAGS: beauty
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