もう1度、行きたい国を聞かれ、
「縁があれば、どこも、もう1度行きたいですよ」
と答えました。
すると
「2度と行きたくない国はないんですか?街、もしくは村でもいいです」
と再度、聞かれました。
「う~ん」と迷ったふりをしながら、
「ないですねぇ」
と答えました。
相手は怪訝な表情になり、「ホントかなぁ」という表情に。
治安が悪い国もありましたし、トラブルに遭った街や村も数えきれません。
ただ、それはその時の国の状態であり、その時に遭った街や村です。
これからはわかりません。
「取材で同じ場所ばかり行くと嫌になったりしませんか?」
再び聞かれました。
どうしても行きたくない場所を聞きだしたいようです。
これまた「う~ん」と迷ったふりをしながら、
「ないですねぇ」と答えました。
社員旅行で同じ場所にばかり行くと嘆いていた人から質問を受けたことを思い出します。
同じ場所でも行く時の自分の歳や周囲の環境は変わっていきます。
学生の時の自分と、社会人になってからの自分、
子どもを持ってからの自分と、新しい趣味を持った自分では視点が変わるのではないでしょうか。
同じ場所へ行っても同じ旅はありません。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>
2020/07/04| TAGS: lifestyle
イシコ
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