ダイエットに取り組むとなると「あれをしなくちゃ」、「これをしなくちゃ」と沢山のルールを決めてしまいがちですが、逆に自分が決めたルールがストレスになって挫折してしまった経験のある方は少なくないと思います。そこで参考にしたいのが、１年間で５kg減量とゆっくりペースで着実にダイエットに取り組んだ28歳・トレーナーのミカさんの簡単ダイエット法です。

 

 

 

（１）タンパク質と野菜を積極的に摂って空腹感をなくす

 

まず手始めに「１日に摂取する糖質をできるだけ抑えて、その代わりタンパク質と野菜を積極的に摂取するように食生活を変えた」というミカさん。ただし、糖質は脳を働かすために重要な栄養素なので１日に120g程度は摂取することを心がけていたと言います。ちなみにミカさんによると「白米の場合だと、１日あたりお茶碗２杯程度」とのことです。また、どうしてもお米を避けたいときは「キウイやイチゴやみかんなどの果物で糖質を摂っていた」と言います。

 

また、タンパク質についても「いろいろな食材からタンパク質を摂る」のが基本とのこと。肉、魚、卵から摂れるのは“動物性タンパク質”で、穀類や豆類などから摂れるのは“植物性タンパク質”となり、それぞれに含まれる必須アミノ酸の構成も異なるので、「１日３度の食事で肉、魚、卵や豆類など異なる食材でタンパク質を摂取することを心がけた」そうです。

 

 

そんなミカさんがオススメするメニューが、鶏のささみと豆腐をトッピングした「ボリュームサラダ」。カリウムを豊富に含むむくみ予防に効果的な野菜を中心に好みの野菜でサラダを作って、飽きが来ないようにナッツやチーズを入れて食感を工夫するだけでOKとのこと。腹持ちも良く、ドレッシングなどで味の変化も愉しめてダイエットに最適だそうです。

 

 

 

（２）積極的かつ小まめに体を動かすようにする

 

トレーナーという職業柄“運動”が習慣になっていたミカさんですが、さらに普段の生活の中でもエスカレーターではなく階段を使ったり、最寄りの駅よりも１つ遠くの駅まで歩くようにしたりと体を動かす機会を増やすことを心がけたと言います。

 

 

また、自宅で簡単にできるストレッチも習慣にしたというミカさん。「筋肉の柔軟性をキープしていくことは太りにくい体を手に入れるために欠かせない」と言います。また、お風呂上がりなど体が温まった状態に行うことでリラックス効果も得られて「よく眠れるようになった」そうです。

 

 

このようにミカさんのダイエット法のポイントは、タンパク質や野菜を中心にした栄養バランスの良い食事、そして日常生活の中で体を動かすことを増やすというもの。２つとも簡単に真似できることですし、何よりじっくり時間をかけて痩せることはリバウンドの予防にもつながっていきます。ぜひ参考にしてみましょうね。