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【思考をキレイにする旅の仕方(230)】まだまだ“メイド イン ジャパン”は健在です

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インドの空港で欧米人の女性に呼び止められ、

 

「このリュックはどこで買えるのか?」

 

と聞かれたことがあります。

 

 

フィンランドの市場で、地元在住らしき女性から、

 

「このシャツいいわねぇ……」

 

とシャツを触りながら、生地やステッチを確かめられたこともありました。

 

 

どちらも日本製品。

 

 

「メイド イン ジャパンの力がなくなった」という話を耳にします。

 

確かに中国や東南アジアで作られる商品は低品質だと言われる時代が終わったことは感じますし、

 

今後、彼らが創る独自ブランドは、もっと出てくるでしょう。

 

 

ただ、単なる量産体制ではない、一つ一つの行程を手作業で丁寧にこなしていく日本のブランドを見ていると、

 

まだまだ、日本もすごいんだよなぁと強く感じますし、

 

そうした日本のブランドは今後、世界で注目される可能性は高いんだろうなぁとも思います。

 

 

たとえばアロハシャツで知られる沖縄の「パイカジ」。

 

日本最南端のメイド イン ジャパンのアパレルブランドです。

 

一枚一枚、職人が作るシャツは着ているうちにジーンズのように身体に馴染んでいき、

 

衣類を育てる感覚がたまりません。

 

多少、値段は高くても、そうした品物を長く使いたいと思うようになったブランドの1つです。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


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