ベトナムの首都ハノイの見どころと言えば、ホーチミン廟、ドンスアン市場、ハノイ大教会 (セント ジョセフ教会)、ホアンキエム湖、水上人形劇などハノイの歴史や生活を覗く「旧市街」やベトナム土産の定番“バッチャン焼き”の工房が集まる「バッチャン村」などが挙がります。
でも、実は世界遺産でもある「ハロン湾」へも“日帰り”で出かけることもできるんです。
|日本語ガイドが案内「世界遺産・ハロン湾クルーズ」
そんな世界遺産「ハロン湾」へ訪れるために、日本語ガイド付きの「世界遺産・ハロン湾クルーズツアー」へ参加。最寄りの港を12時30分に出航する観光クルーズ船に乗るため、朝8時に宿泊中のハノイのホテルへ迎えに来てもらって、乗り心地の良いバンタイプの車で出発します。約30分のトイレ休憩(お土産屋訪問)を挟む片道約4時間の道中は蓮の畑など農地が広がり、アヒルや鶏、牛などが点在するのどかな風景が続き、いよいよハロン湾に向かうクルーズ船が出航する港に到着。
クルーズ船に乗り込むとガイドさんがスケジュールを細かく説明してくれて港を出航。出航するとすぐに船上でのランチタイムがスタートします。ランチのメニューはカニ(取り分けてくれます)、シャコ、エビの炒め物、あさり、スープ、カニの焼き物、揚げ春巻き、魚のトマト煮込み、ご飯、イカの炒め物、空芯菜の炒め物と盛りだくさん。現地で獲れた新鮮な魚介の旨味を堪能します。
なお、飲み物はツアー費用とは別料金(ビール1本70,000ドン=約¥350)とのこと。また、デザートにバナナが付きます。ランチ中はクルーズ船のスピードを落としてくれてるので快適。そして、食事が終わるとデッキに出て思い思いに絶景を鑑賞します。
▲20万ドン紙幣にも描かれている岩、ゴリラの形をしている岩など、有名な岩をガイドさんが1つ1つ解説してくれます
▲人気の高い岩にはクルーズ船が一気に集結。他のクルーズ船と接触する瞬間はスリルいっぱい
あいにく当日は曇り空でしたが、それもまた美しい景色でした。なお、ガイドさんによれば「11月から4月の乾季のシーズンが比較的天候も安定していてオススメ」とのことです。
|「ティエンクン鍾乳洞」で自然の神秘を満喫
このハロン湾クルーズで必ず訪れるスポットの1つが、自然が作り出した神秘的な空間が広がる「ティエンクン鍾乳洞」。
▲「ティエンクン鍾乳洞」にも沢山のクルーズ船が一挙に集結します
入口と出口が分かれていてルートは一方通行となっているので、スムーズに見学できます。
適度にライトアップされていて複雑な形状をした鍾乳石や石筍がより強調されて目に映るので、自然の力の凄さを改めて感じることができるはず。
なお、鍾乳洞の中は足元が少々ゴツゴツしていたり、滑りやすかったりしたりするので、スニーカーなど歩きやすい靴で訪れるのがオススメです。また、かなり蒸し暑いので暑さ対策も欠かさないようにしましょう。
参加したツアーは日帰りでしたが、日帰りツアーでは見ることのできない夕景を愉しんだり、洞窟めぐりやカヤック、船上での料理教室など様々なアクテビティを愉しめる1泊2日または2泊3日のツアー(クルーズ船内に宿泊)も用意されているそう。よりハロン湾の魅力を堪能したい方は“クルーズ船宿泊ツアー”もぜひ検討してみてくださいね。<photo:beauty news tokyo編集部>
2020/08/30| TAGS: lifestyle
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