静岡県は富士市に滞在し、ローカル線「岳南電車」の一日乗車券を購入し、沿線を満喫していました。
昭和の駅舎が味わい深く、全部の駅から富士山が見え、
工場のパイプの下を電車が潜り、駅と駅の間が約40秒の場所もある……9.2キロを約20分。
アトラクションに乗っているように走り抜けます。
また、近年、車内の照明を落とし、
静寂な夜景、暗闇に包まれた工場の灯などを楽しむ「夜景列車」が知られ、
鉄道として初めて日本夜景遺産にも登録されて、注目を集めているらしい。
上記のことを教えてもらってから気づくことも多く、
何も知らず、何も考えずに乗っていたら単なる寂れた電車にしか思わなかったかもしれません。
凝り固まっている思考を解きほぐしてくれます。
こうした旅による思考の解きほぐしの積み重ねが、別の機会の発想の転換につながることもあるんですよね。
来月、この電車は車内がライブハウスになるらしい。
つまり走りながら、車中でロックバンドが演奏するのです。
その名も「超絶メタルトレイン」。
ポスターが、これまた凝り固まっている思考を解きほぐしてくれました。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/ top image:skyearth / Shutterstock.com>
2020/09/12| TAGS: lifestyle
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