「腸腰筋」や「内転筋」の他、下腹部全体の筋肉にアプローチできるエクササイズです。また、より下半身の引き締め効果を高めるなら、同じくピラティスの簡単エクササイズ【マーチング】と合わせて行いましょう。
(1)床に仰向けに寝て股関節と膝をそれぞれ直角に曲げる
▲“テーブルトップポジション”と呼ばれる体勢です。背中の下に隙間ができないように注意してください
(2)両かかとをつけたまま足先を開き、膝もやや開く
(3)一旦息を吸いお腹を薄くし、息を吐きながらかかとを上方へ伸ばしていき、伸ばしきったら鼻から息を吸って5秒間キープする ※息を吐くときもお腹を薄くしたままをキープします
▲かかとは常につけたままにしておきます
(4)息を吐きながら元の位置に戻す ※息を吐くときもお腹を薄くしたままをキープします
(3)〜(4)で1セットとカウントし、“1日あたり5セットを目標”に実践します。なお、実践中に肩が上がりやすい人は、手のひらを天井に上げてもOKです。また、期待する効果をきちんと得るためには、背中が浮かないように「常にお腹を薄くした状態で行うこと」がポイント。実践中に背中が浮いてしまう(下写真)ことのないように注意しましょう。
▲実践中、背中が浮いてしまうと期待する効果を得られません!
ピラティスのエクササイズは「正しいフォームで実践すること」、「動きと呼吸を連動させること」の2つが重要とされています。まずは無理をせず目標回数を達成することから始めて、痩せやすい体作りに、そして下腹部や太ももの引き締めに役立てていきましょうね。<photo:カトウキギ ピラティス監修:YUKI(ゼロヨガ インストラクター/インストラクター歴2年)>
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2020/11/13| TAGS: beauty
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