いざシェイプアップのための運動をする時、正面から見えるパーツに意識が向いてしまうものですが、メリハリ感のあるボディラインを作るためには後ろや横からのアプローチも大切です。そこで習慣に採り入れたいのが、代謝を高めつつお腹を全方位から引き締めるピラティスの簡単エクササイズ【ブレストストローク・ピラティス】になります。
【ブレストストローク・ピラティス】
平泳ぎのような動きで行うエクササイズで、腹筋や体幹の他、脊柱起立筋、上腕三頭筋、広背筋と様々な筋肉を同時に強化できます。
(1)床にうつ伏せになり、両腕を体の側面に添える
(2)息を吸いながら、両腕を頭の方へ伸ばす ※意識をお腹に集中させます
(3)息を吐きながらあごを引いて頭頂部を斜め上に引き上げ、両腕を円を描くように大きく回して(1)の姿勢に戻る
これを“1日あたり10回を目標”に繰り返し実践します。なお、実践時は身体が反らないように「常に顎を引いて行うこと」がポイント。あごが上がって身体が反ってしまう(下写真)と期待する効果を得られないだけでなく、首や腰を痛めてしまうおそれがあるので注意しましょう。
▲常にあごを引いた状態をキープして実践するのが大切!
ピラティスのエクササイズは「正しいフォームで実践すること」、「動きと呼吸を連動させること」の2つが重要とされています。回数を増やすのは呼吸と動きに慣れてきてからで十分なので、まずは目標回数を達成することから習慣化して、痩せやすい体とほっそりウエストを手に入れていきましょうね。<photo:Akihiro Itagaki ピラティス監修:KANA(ゼロヨガ インストラクター/インストラクター歴3年)>
2020/11/25| TAGS: beauty
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