ダイエットに取り組むなら、ただスリムになるだけでなく、しなやかでヘルシーなオンナらしい体作りを目標にしたいもの。そこで今回は多くのモデルや女優のダイエットやボディメイクをサポートしてきたプロのトレーナー、デヴィッド・キングスベリー氏が推奨する【減量のポイント】をチェックしてみましょう。
減量のポイント(1)食事は「タンパク質:4割+脂肪分:4割+炭水化物:2割以内」
キングスベリー氏が最も重要視しているのが食事管理。「タンパク質はダイエット期間でも脂肪を燃やす筋肉を保つ役割をしてくれます」と語り、中でも特に意識を向けたいのが「タンパク質を毎食の4割を目安に摂取すること」とのことです。
▲「良質なタンパク質を摂取できる」とキングスベリー氏がおすすめ食材は、鶏肉、スモークサーモン、テンペ、豆類など
また、ダイエットの敵というイメージもある炭水化物については「エネルギーとして必要なので、炭水化物を全く摂らないのはNG」とのこと。ただし、「ダイエットのためには炭水化物の摂取量を食事の2割以内に抑えるのがポイント」と摂取量に配慮することをアドバイスしています。また、ついつい炭水化物を摂りがちな間食は、アボカドやナッツ類などヘルシーな食材に置き換えましょう。
さらに脂肪分は余分な体脂肪の元とイメージしてしまいがちですが「実はそうでない」そうで、キングスベリー氏によれば「脂肪分は体脂肪を燃やす鍵」だそうで、アボカド、エクストラバージンオイル、スモークサーモンなど「毎食の4割を脂肪分にするよう指導している」と言います。
なお、アルコールと糖分の摂取は当然のごとくNG。「アルコールはお腹(内蔵)のシステムを壊してしまうおそれがあり、糖分は太る元となる」とダイエット期間中は糖分とアルコールの摂取は避けるべきとのことです。
減量のポイント(2)運動は「30分間×週2回のサーキットトレーニング&週1回の軽めの有酸素運動」が基本
食事管理に加え運動をプラスすることでダイエット効果をより高めることができますが、キングスベリー氏がまず推奨しているのが、1時間以内に全身トレーニングができるとして人気の“サーキットトレーニング”です。なお、1度にエネルギーをたくさん使えて、長時間にわたる脂肪燃焼が期待できるので「毎日行わなくてOK」だそうで、スクワット、腕立て伏せ、ランジといったシンプルなトレーニングを組合せて30分間×週2回を行います。
さらに脂肪燃焼効果を求めるなら、週2回のサーキットトレーニングに週1回の軽めの有酸素運動をプラスさせるのがオススメとのこと。ただし、有酸素運動中は一番脂肪燃焼が期待できると言われる“心拍数60〜65%をキープすることがポイント”になるそうです。
この2つのルールを要約すると、「栄養バランスの良いヘルシーな食生活を心がけ、運動は週3回、さらにアルコールと糖分はNG」と意外にもシンプル。なお、キングスベリー氏によれば「このルールを8週間実践すれば、必ず身体は変わる」そうです。これなら頑張れそうと感じた方は、早速取り組んでみてはいかがでしょうか?
2020/12/16| TAGS: beauty
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